「セックス・アイランド 少女に忍び寄る甘い罠」(2020年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ジェフ・ヘア監督によるアメリカのサスペンス映画。出演はジーナ・ホールデン、アーロン・シュワルツ、ヘブンリー・レイナ。

 



<あらすじ>

高校生のブレイクは歌っている動画をボーイフレンドに勝手に投稿されてしまい、その結果デビューの誘いを受けることになった。有名人になった彼女は舞い上がってしまい、歌手のDCが主催する新人パーティーに来いと誘われ、承諾してしまった。

DCという人物は危険だと知った母は、娘を奪還しようと試みた。ところがDCの手の人間に崖下に突き落とされてしまった。海岸で物拾いをしていた男が瀕死の彼女を助けた。そこは彼のプライベートビーチだったのだ。男は母に、DCの自宅に多くの大物が参加すると情報を持ってきた。母は男と一緒にパーティーに潜り込むことにした。

DCは若い女性をデビューを餌に誘い込んでセレブにあてがってのし上がってきた人物だった。ふたりはブレイクを探し出し、彼の屋敷を何とか脱出した。DCは逮捕された。母に情報を提供した人物はマスコミの人間で、名をDCに殺されている人物だった。

<雑感>

これも救出ものなので、犯人はすぐに判明してあとは母が娘を奪還できるかどうかが興味となる。テレビの2時間ドラマなのでエグい描写がなく、物足らない人とちょうどいい人に大きく分かれるだろう。我が家はあまりエグいのは好きではないのでちょうど良かったかな。

☆2.8。ブレイクが無事に救出されるのを家族で流し見しながら両親が「知らないおっさんの甘い言葉に騙されたらいかんよ」と自分の娘に教訓を垂れる、そんな作品。