「仮面の人」(1937年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

デヴィッド・ハワード監督によるアメリカのプロレス映画。出演はジョージ・オブライエン、ベアトリス・ロバーツ、ウィラード・ロバートソン。

 



<あらすじ>

大金持ちのマイクル・カランは、息子グラントが科学や音楽以外に何の興味も持たないことを心配していた。父は息子をティンバレークに送り込み、家業の森林開発を手伝わせた。グラントはそこで別の地権者の娘のペギーと仲良くなった。

ティンバレークでは大きな問題が起こっていた。材木運搬列車が次々に脱線しているのだ。犯人はペギー側の監督責任者とグレン都側の監督責任者だった。ふたりは共謀して、ふたつの地権者に損失を負わせていたのだ。名はモートンとサンガー。ペギーはまったくそのことに気づいていなかった。

グラントは名を伏していたので、サンガーにいたぶられたが、実は都会で覆面レスラーをやっている彼は危険な仕事などものともせずにこなした。サンガーがペギーに惚れていたのでますますおもしろくない。そこで彼がどうやらライバルのカランの人間だと知ると、ペギーにあることないことを吹き込んだ。

ペギーはいったんは怒って彼の元を離れるが、グラントは落ち着いてサンガーとモートンの罪を告発した。その様子を見た父は、息子が変わり者などではなく立派な男子だと気づいて安心した。

<雑感>

あまりプロレスは関係なかったわ。この時代の英語は聞き取りやすいが早口で理解が追い付かない。ほぼ字幕で話を追うしかなかった。

☆3.0。グラントは覆面レスラーという設定なのに、プロレスっぽい展開は一切なかった。