「ハウ・トゥ・エスケイプ?」(2012年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ウィリアム・ディッカーソン監督によるアメリカのスリラー映画。出演はニール・ホプキンス、ブレア・グラント、ジョン・フォレスト。

 



<あらすじ>

気がついたとき、男は車の中にいて、土砂に埋まっていた。ドアは砂で開けることができない。暴れても叫んでもひとり。観念して何か脱出のための手段を講じようとするが、バカなのでろくな手段を思いつかない。残っていた水はあっという間に飲みほしてしまった。

バカな自分が生き残るには根性を出すしかないと悟った男は、サンルーフを壊して砂を掻き分けていく。地面をひたすら掘り進み、彼はついに脱出した。

<雑感>

低予算のシチュエーションドラマだが、主人公がバカなところを除けばおおむねよく出来ていた。賢い主人公ならまた別の脱出手段があったか、簡単に諦めて車内で死んでいたかもしれない。バカで良かった。バカだから助かった。

☆2.8。脱出するだけなのでそれほどドラマ性はないが、おバカ主人公が必死に生き延びようとしている姿をなんだかずっと見てしまう。頑張れって気分でもなく、主人公が生きようが死のうがどちらでもいいけれども結末は見ておきたい的な?