蔵原惟繕監督による昭和ならではの動物虐待映画。なぜこれがヒットしたのかいまだにわからない。
この映画のタロとジロにしても、「子猫物語」のチャトランにしても、当時からなんて酷いことをするんだと憤っていた記憶がある。映画のために完全に虐待しておるのですが。
動物虐待問題を抜きにしてもただ長いだけで大したドラマもなく、音楽も酷い。なぜこれで昭和の大人は泣いたのかオレも昭和の人間だがさっぱりわからない。
しかもこの映画はフジテレビが電波を使って好き放題宣伝してヒットさせた映画なので、テレビ局による電波の私物化のきっかけになったともいえる。最低最悪の作品なのだ。
かなりヒットした作品であるが、内容は最悪、劣悪、悪趣味極まりない。