「モンスター・ホテル2」感想(後半) | ドラさんに恋して

ドラさんに恋して

映画「モンスター・ホテル」シリーズについて書いています。

【※ネタバレ注意※】
この記事では、シリーズ作品も含めて映画の内容について触れている箇所があります。
まだ内容を知りたくない方はお気を付けください。

 

ー前半からの続きー

 

公園に着く前にドラさんがWe used to prowl around here when we were in our 100s.”と言っています。

子どものとき遊んでたっていうような意味だと思うので、このメンバーは本当に幼馴染のような、昔からの古い仲だということがわかりますね。

 

モンスターたちの真のモンスター力(?)を見せつけてデニスの内なるモンスターを呼び起こそうとする旅。

フランクの次はウェインに、なにか動物を殺すようにドラさんは言います。

それに対してウェインは「そんなこともう何年もやってないよ」と言うのですが…。

 

「モンスター・ホテル1」で飛行機に乗ってしまったジョニーを車に乗ってみんなで追いかける途中、道いっぱいに羊がいて塞がって通れないというシーンがありました。あのときウェインはその羊たちをみ~んな一匹残らず食べてしまって、他のメンバーからもドン引きされています。

なので、「もう何年もやってない」っていうのは違うような気がしますね(^_^;)

 

同じくミイラのマーレイも、「モンスター・ホテル1」の初登場のシーンでは大きな砂嵐とともに現れたと思うので、長いことやってない、とは違うと思うんですけどね(^_^;)

 

さて、モンスター仲間たちには長いことやってなかった本来の「モンスターらしいこと」をさせてるドラさんなわけですが、もしそうなら吸血鬼の本来やってたことって、血を吸うことですよね(^_^;)

そこはドラさんがお手本を見せたり、デニスにさせたりはしないのね~っと。

 

まぁ、もちろんキッズ映画的にさせるわけにはいかないでしょうが(^_^;)

モンスター仲間には無理言ってさせようとする割には、自分は見せないんだなと思ったり。

ドラさんがしたドラキュラらしいことっていったらコウモリに変身して飛ぶってことくらいですかね?

 

ところで、ドラさんってめちゃくちゃスタイルいいじゃないですか。

あれってヴァンパイアだからだと思ってたんですけど、キャンプ・ウィニパカカに来たとき、そこのスタッフである他のヴァンパイアって、普通にお腹ぽよんて感じの体型でしたよね。

ヴァンパイアだからってスタイリッシュなわけじゃないんだな~と。

ドラキュラ家ならではの能力(?)なのかしら?

 

デニスの5歳の誕生日パーティに招待されたヴラッドじいが”So you run a hotel now?”とドラさんに対して言ってます。

ドラさんがホテルをやってることを知らなかったということは、けっこう長い間会ってなかったと思われますよね。

でもメイヴィスが「カリフォルニアに引っ越す前にデニスをおじいちゃんに会わせたい」ということでパーティに呼んだと言ってました。

この感じからするとメイヴィス自身はヴラッドおじいちゃんに会ったことはあるように感じるんですが、メイヴィスが3歳ごろにはもうホテルがオープンしてて、なのにホテルをやってることは知らなかったの…??とこの辺りはちょっと疑問です。

どちらにしても、ドラさんとヴラッドじいはこれまでちょっと疎遠だったみたいですね。

 

ヴラッドじいの手下?のベラにウィニーがやられちゃったのをきっかけに、デニスの牙が生えて、ドラキュラということがわかりますよね。そのときわたし、「デニスもドラキュラやったんか~」って、なんていうんでしょう、ほんのちょっと残念というか、悲しい気持ちだったんですよね。

 

もちろん人間だったら、この後のストーリー的に難しいだろうなとか思いますけど、結局はドラさんの望むとおりデニスはドラキュラという結末だった。そうすると、「モンスターでも、人間でも、ユニコーンでも、どんな形でも受け入れる」っていうところが達成されないように思うんですよね。なのでちょっと残念な気持ちがありましたね~。

 

でもヴラッドじいの手下たちとの戦いが終わった後”Human, vampire, unicorn, you’re perfect no matter what.”って言ってるんで、一応どんな姿でもデニスを受け入れる心の準備はできてたのかな。

 

最後の最後、ヴラッドじいの手下の最後の一人がジョニーを殺そうと飛びかかろうとします。

そこを魔法で助けたヴラッドじい。そして”Don’t ever come near me or my family again.”と言います。

ジョニーも自分の家族だと認めてるということで、ちょっとウルッとしてしまいました。

まぁ~急に現れた人間たちのせいで、ずっとヴラッドじいと一緒に暮らしてきたんだろうに急に追いやられたあの怪物たちも、かわいそうっちゃかわいそうでしたけどね(^_^;)

 

そしてこのヴラッドじいなんですけど、ドラさんと隣り合って立つと、ちょっと背中とか曲がってる感じするのにそれでもドラさんよりさらに背が高いし一回り体が大きいようなんですよね。

 

付けているマントの立ち襟の部分もドラさんとは違って内側の色は赤でかっこいですよね。

現役のときはヴラッドじいもさぞかし威厳があって(今もあるけど)かっこよかったんだろうな~と想像できますね。

 

ーおしまいー

 

「モンスター・ホテル2」は、ストーリーがてんこ盛りでしたね。

ジョニーとメイヴィスの結婚式に始まり、デニスの誕生、そしてモンスター力を目覚めさせるための旅、メイヴィスとジョニーのカリフォルニア旅行、そしてデニスの誕生日パーティ、からのバトルシーン、ヴラッドじいとの和解など。

 

「1」は舞台がほぼホテル周辺のみで、ストーリーもシンプルだったことを思うと、今回は色んな小ストーリーが合わさったような感じでした。

 

でも根底にあるテーマは、「1」と同様にモンスターでも、人間でも、自分とは異なる存在を忌み嫌うのではなく受け入れる努力をする、そうすれば新しい世界が開けるっていう、多様性がテーマ、、、っていうことになるんでしょうか。

 

それでは最後に、関連するYoutube動画をご紹介しますね。

まずはメイキング映像的なのを2つ。

 

 

 

 

こうして見るとアニメーションって膨大な作業のもとできあがってることがよくわかりますね。

 

続いては主役のドラさん役のアダム・サンドラーさんのインタビュー映像です。

 

 

なんかあんまり楽しそうじゃないテンションなのが気になりますが…(^_^;)

「1」以外で、アダム・サンドラーさんがドラさんのvoice actしてる映像が、全然見つけられないんですよね。

ドラさん以外の役柄は、たくさん出てくるんんですが。

 

「3」以降はアダム・サンドラーさんのインタビュー動画も見つけられないし(メイヴィス役とジョニー役の二人はよく見るんですが)、最終的には「4」ではドラさん役を降りちゃってますしね。

何があったのかな~って思っちゃいますね。

 

そして最後に声優さんたちの様子が見れる動画です。

セレーナ・ゴメスかわいい。

 

 

動画の一番最後に出てくるドラさんもかわいいのでぜひ見てみてくださいね。