ジュニア期のお子様の手首の怪我は、捻挫ではなく骨端線損傷かもしれません。 | 奈良市、木津川市、生駒市の走るスピードトレーナー野島竜一のブログ

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奈良市のあすか鍼灸整骨院、

asuakトレーニングクラブの

トレーナー兼治療家の野島竜一です。

 


 

来週は気温もあがり少し寒さを

和らぐそうです。

少し過ごしやすくなりそうですね。

 


 

今日の投稿テーマは

ジュニア期の手首の怪我です。

捻挫ではなく骨端線損傷かもしれません

 

子供さんで転んで手をついてしまった、

繰り返し手首を背屈するよう動きを

行っていることで、手首の親指側が

痛くなる場合、よく捻挫と間違えやすいのですが、

骨端線損傷という障害かもしれません。

 

子どもには、成長軟骨版という成長の過程で必要な

軟骨部分が存在します。この骨の骨端部分にあります。

この骨端線が外傷や繰り返されるオーバーワークで

離開することがあります。これが骨端線損傷といいます。

基本的には子供特有の骨折であります。

この場合、捻挫とは違いますので固定をきちんと

行いリハビリもきちんと行うことがその後の予後にも

大きく影響します。

 


 

まず、捻挫と骨折かのしっかりとした判断を

 

この骨端線損傷は捻挫とよく間違えやすい現状が

あります。重度の状態では区別がつきますが、

軽度の場合、捻挫とは違いがわかりにくく

捻挫と勘違いしてサポーターや放置すると

手首の変形に繋がる可能性もあるので

その点をまず注意しましょう。

 

骨端線損傷の場合には固定期間が必要になります。

怪我の状態にもよりますが1~3週間程度の固定は

必要になってきます。

骨端線損傷がきちんと治癒した状態から

今度は、手首の運動性機能を確認することが

重要です。

手首は足首と同様は曲げ伸ばしがきちんとできないと

今後の競技でとても大きな障害になるのでリハビリが

重要になります。

 


 

手首の可動性と肘、肩の連動性を

 

骨端線損傷からのリハビリでは単に

手首の可動性だけではなく、肘、肩との

連動した動きが出来るか、

またベアと呼ばれる四つん這いでの

動作が出来るかなど動作の確認が必要だと思います。

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このような動作を行えないと肩を支える筋の低下や

体幹部分を支えることが将来的にできない可能性に繋がります。

手首の可動性は肩にも大きな影響を及ぼすので

注意が必要です、

 

しかし、ほんとの場合がきちんとリハビリをすることで

必ず元の可動性を取り戻すことが出来ます。

野球やテニス、バトミントン等の手首を頻繁に使う

競技ではオーバーワークによる骨端線損傷も

存在しますので注意が必要だと思います。

 


 

骨端線損傷はきちんとした判断が重要です。

また、リハビリを行い可動範囲をきちんと

元の状態に戻すことをお薦めします。

 

手首の怪我、損傷、骨端線損傷で

リハビリや治療をご希望の親御様

気軽にお問い合わせください。

 

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トレーナー野島竜一