4月25日から夫は入院中です | アラ冠こぶた(別居夫は腎臓がんⅣ 淡明細胞がん急進行型)

アラ冠こぶた(別居夫は腎臓がんⅣ 淡明細胞がん急進行型)

同じ闘病をしている方やご家族の方が基本で広告目的、勧誘目的、宗教などは拒否、その他の方はメッセージを下さい読んで決めます
①アラ冠になって思うこと・色んな日常
②夫の腎がん闘病記
③Ⅱ型糖尿病の治療のために受けた胃スリープ手術とその後の生活の記録のまとめ

4月24日は予定の通院のため大学病院まで行きました。

 

最初に外部提携クリニックでMRI検査を受けてから病院へ結果を持って行かなければならないので、私は初めて行くクリニックなのに朝の駅付近の人込みを運転するのは無理だと考えて近場のホテルに前泊です。

雨の中、クリニックまで送り一旦ホテルへ戻って車を止めて私は朝食を食べて時間つぶし。

しかしホテルの系列で一番近い有名らしいコーヒー店のモーニングはなぜかサンドイッチがメインで、普通にトーストと目玉焼きとかゆで卵がなくて困った。

まだ前歯でがっつり噛むのは歯医者から禁止されてるし、前歯が折れたのもフランスパンタイプのホットドックをかぶりついた時なので、手でちぎれるか一口大に切れない食事がちょっと怖いんですよ。

スプーンで前歯を素通り出来る食事なら普通の物ももちろん食べていますけどね。

メニューの中で私が食べられそうな物はフレンチトーストしかなくて一択になりました。

少し時間がかかったけど中心まで染みてやわらかくて美味しかったから満足。

時間つぶしも兼ねていたからちょうど良かったしね。

食べ終わってホテルに戻りチェックアウトして駐車場からクリニックへ。

夫をピックアップして大学病院へGO!

 

大学病院では採血をして泌尿器科へ。

泌尿器科は今日は代診の予定だったのだけど診察室に一旦呼ばれた後にすぐに処置室へ移動。

この日もおそらく輸血になるとは言われていたので、やっぱりそうなったのかと処置室へ行くと看護師さんに即ベッドへ案内されました。

そして輸血を受けていると代診の予定なのになぜか主治医が病棟から降りてきてくれた。

手術の合間みたいなことを言っていたけど、採血の結果が芳しくなかったらしいです。

本来なら前回の輸血の後に1回採血をしてHg7.0だったので維持していれば輸血で上がるから良かったのだけど6.3に下がってしまっていました。

さすがに輸血をしても下がるのは見過ごせないようで主治医が消化器内科に掛け合って胃と腸

の内視鏡検査をねじ込もうとしてくれていたようです。

原因が分からなくては対処のしようもないので造影CTで異常がなかったのなら内視鏡しかないということですね。

だけど、数値的に貧血がひどすぎて外来での内視鏡にOKが出なくて入院してなら、と消化器内科から許可を取り付けてくれました。

しかし、この時点で15時45分すぎ、病室も病棟もやりくりして空けてはくれるけど、どこになるかも決まらないしレンタル品の申し込みも終了してるので、翌25日からの入院なのに、検査の同意書だけ書いて、他は全部持ち帰りで明日は早めに来た方がいいですね、と看護師さんに言われてしまいました。

 

あ、積んだかも、今日も夕方の渋滞時間だし、明日は早朝出発確定、出来なくはないけど私にはかなりキツイ日程ですから。

まあ、今これを書いているということは火事場の馬鹿力で乗り切りれました!(疲労困憊)

しかし、こんなごたごたの最中でも夫のやらかしが出てくるんでイライラさせられました。

ホテルで「明日の帰りはどうしても薬局に寄りたい」というのです。

処方薬はその日は出ない予定なので追加があれば私が翌日にもらいに行くよ、と言ったのですが欲しいのはロキソニンとガスター10の市販薬だと言うではないですか?!

お腹が痛むけど病院で出してもらったカロナールは効かないからロキソニンを自分で買って飲んでいる(それも常用に近い回数)だし、胃がムカつくのでガスター10も常用している、と言うのですからびっくり。

普通は病院から何種類も薬を貰っていてオプジーボの点滴治療を受けていたら薬の飲み合わせの問題もあるし、副作用からの症状の可能性もあるから自分の困っている症状をしっかり訴えて薬は処方してもらうのが当たり前だよね。

何のためにお薬手帳があって薬剤師がチェックして処方薬を出しているのか還暦すぎてるくせに分からないらしい。

コミュ力がめちゃくちゃ低い自閉傾向だから自分の状態を詳しく説明するのが上手くできなくて面倒だから、自己判断で市販薬を買う方が楽なんでしょうね。

自分の状態をきちんと主治医に説明しないから私が補足していたのを「腎臓がんのことを勉強していると自慢したいんだろう」とまで言って「お前なんかついて来なくても一人で出来るからいらない」と豪語したのにね。

眼底出血からこっち、私が車椅子のことでも指示を出すのも気に入らないらしく態度が悪いの。

いや、看護師もトイレに行く時も1人で行かないで呼ぶように言うくらい酷い貧血状態なんですけど?

消化器内科からは心臓に負担が大きくなってるって言われるくらいの状態なんですけど?

自分の状態を正確に考えられなくて、座って運転するなら立ち眩みはしないから問題ないって言っちゃうような人ですから自己判断なんて土台無理なんでしょう。

まあ、その辺は今回の入院で指導してもらえるといいなって思っていますが、馬耳東風、馬の耳に念仏かもしれないかな。

私は車の鍵を取り上げて、チェックをまめにしていくしかないのかな。

もう、絶対に同居は嫌、私の精神が持たないと娘にもはっきり言われているからね。

 

で、夕方に夫からLINEが入りまして「明日と週明けの検査が中止になった」とだけ。

理由が全く書いていなくて、なんで中止になったの?と返したら「心臓の負担が大きいので浮腫みを取るために利尿剤と尿道カテーテルになった」と言う返事。

浮腫みって腎臓がんが分かる前から酷くて、その理由を調べるためにCTを撮って腎臓がんが分かったんですけどね…何の治療もしていなかったのかな?

それに腎臓がんになる前から高血圧の薬も飲んでいるし、今も飲んでいるからそれも心臓の負担になっているのわかっていたんじゃないのかな?

でも、患者から浮腫みについて詳しく症状を訴えたり、歩くと息苦しくなることも訴えなければ数値はあまり良くなくても体に異常は出ていないと判断されても仕方がないのかもしれない。

だとしたら悪いのはきちんと説明しない夫だね。

足が浮腫んでるの私がパンツの裾から見える足首周りをちょっと見てもはっきりわかるし、ステロイドを使っているの?(副作用の間質性肺炎の時に使ったから)と聞くくらいムーンフェイスになっているんだもん、全身がかなり浮腫んでいて心臓に大きな負担が来ていたのよね。

夫は太った、あんまり食べてないのに体重が減らない、と言っていたけど『浮腫んだ』が正しかったんじゃないのかな?

退院したらずいぶんすっきりして帰ってきそうな気がする。

 

そんな訳ではありますが、前に受けた便潜血の検査結果は結構な潜血だったので内視鏡を受けなきゃ出血個所も特定できないし、処置も出来ないから、心臓の方の負担がこれで収まったらその検査をすることにはなると思います。

泌尿器科の方で予定している左腎臓の摘出手術もこれが解決して継続的に貧血状態が解消しないと出来ないだろうから、しばらく中止なのかな?

あと、オプジーボももしかした暫く中止かもしれない、そっちは一番怖いです。

先月の後半に4週間聞くのを打ってもらったので、6月には再開してもらいたい。

休薬期間が長くなると間質性肺炎の時のように、また転移が起きるかもしれないのが怖い。

せっかくオプジーボが体にしっかり蓄積して腎臓の縮小からの現状維持が長くなったから摘出に話しが進んだんだもの、1からやり直してオプジーボに耐性が出来てしまったら、次に使える薬がそれより弱い物しかないって分かっている以上ね。

 

私がなにを言っても最後は夫が決めるのだからこうやって考えることも実はけっこう負担なんですよ。

言っても聞き流されると分かっていても情の部分で考えしまうのを止められないのです。

愛情ではないけど家族としての情はまださすがに消えてないみたい。

やっぱり娘の親でもあるからそこは捨てきれないのかな。

私だけが背負い込まないようにLINEは家族グループにして娘とも共有して少しでも負担にならないようにしてくれている、ありがたい、優しい娘で助かっています。

 

今後が見通せないけど、とりあえず入院していれば医者や看護師が診ていてくれるので、少し心を休めて経過の連絡待ちですね。

夫には言われたことは細かく連絡して下さい、とLINEしました。

はい、と返って来たけど当てにはならないと思い、急な予定変更やら退院に備えられるように心構えは一応しておこうと思います。