今日は、友達が所属する大学オーケストラの演奏を聴きに行きました。

朝方まで横山秀夫さんの『深追い』を読んでいたので、

寝不足でぼーっとしていて電車を乗り間違えました・・・。


『深追い』良かったです。

警察ミステリー小説なのですが、とても具体性があって読み応えがある。「訳あり」が一番好きかなぁ。

横山秀夫さんの作品は、どれもタイトルにいくつかの意味や事件が込められているので、

それを発見するのが面白いです。

『第三の時効』は、今までこんなに面白い刑事モノ読んだこと無い!という位衝撃的でした。


オーケストラの演奏会の話に戻ります。。。

総じて、とてもいい演奏でした!!!

3曲演目があり、どれもロマン派の落ち着いた曲だったので、心地よかったです。

特に「白鳥の湖」の最初は、演奏者の心がひとつになったかのように美しかったです。

そしてハープの音色に魅了されました。ハープやってみたいなぁ・・・


また、実はその友達というのがオーケストラの団長(部長?) なのです。

彼女のがんばりを知っている身としては人ごとのように思えず、

最後の拍手喝さいの時にはなんとも言いがたい喜びを感じました。


私は、これら白鳥の湖の序盤や観客の拍手のように、

大人数の心がひとつになり、共鳴しあう瞬間が大好きです。

好きというより、鳥肌が立つほどの感動を覚えます。


みんなで1つのものを作り上げる喜びは、何にも変えがたいものです。

社会人になっても、そんな経験ができればいいな。

・・・いや、できるわけがないと打ち消す私。






ブログご無沙汰して、はや一ヶ月ほど。

継続力の無さに自分でも厭きれ返るほどです。


さて、最近は何をしていたのかというと、バイトもせずひたすらひきこもっていました。

読書にハマってしまったのです。

大学4年になって、やっと文学の楽しさを思い知りました。


現在読んでいる本は、

「きけ わだつみのこえ」 という遺稿集です。

新版 きけわだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (岩波文庫)
¥903
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授業で教授がボソッとお勧めをしていたので、手にとって見ました。

21歳の今、読んでおかなければならない本だと感じています。


まだ少ししか読んでいないので、読後改めてレビューを書きますが、

読んでいて、辛いです。




今日、アメリカに交換留学していた友達が帰国しました。

少し電話で話して、ああ・・・私も半年前はこうだったなぁ、となんだか懐かしい気持ちになりました。

同時に、たった6ヶ月の歳月が私をここまで変えてしまうとは、環境とは恐ろしいものだと。


「あの時」に戻りたいと願うよりも、

これから「あの時」のような輝きをもって生きていけるように努力しないと、と刺激されました。

私にとって留学は夢のようでした。

でも、それで終わらせては人生に生かせていない。


とりあえず今日はお休みなので、海外の友達に久しぶりに手紙を書こうと思います。