「嫌いな人とか、苦手な人っている？」と聞かれて、
損得勘定だけで動く人
と答えた私。
答えたあとに、「そういや、なんで嫌いなんだろう…？」と考えてみたんだけど、
私にとって、“損得勘定で動く人”というのは、
・視野が狭い（自分のことしか考えていない）
・強い者に媚びて、立場の弱い人には冷たい
・人間としての器が小さい
というイメージがあるんだよね。
こういう生き方を、すごくダサいと思っている自分がいる。
でも、ここから一歩、さらに踏み込んで、
なんでこういう生き方の人を嫌ってしまうし、ダサいと思ってしまうんだろう…
と考えたら、私の憧れる人たちが、少なくともこういう判断軸で生きていないからなんだよね。
行動基準は、自分が「○○したい」という純粋なwantだし、
誰かにgiveするときも、見返りがほしくて与えているわけではない。
もっと大らかに余裕たっぷりに生きている。
おそらく、私自身の中にも、まだまだ眠っているんだわ。
○○してくれたら、○○する
○○してくれないなら、私も○○しない
みたいな考え方。だから、そういう次元で生きていない人たちに憧れるのだ。
こないだ男性の知人が、
「何度かデート行った子と自然消滅しちゃってさ、
高い店行って、○○円のコースおごったのに、マジで損したよ！」
と話しているのを聞いて、
うわっ、この人、むちゃくちゃダサいな！！！！！
と強烈に思ったの。
でも、自分にも「そんな一面がないか？」と問いかけたときに、
“私はこんなにも○○してあげたのに”
“私ばっかり○○して！！”
という感情が、顔をのぞかせることだってあるなと思った。
ダサいと思っている人と同じような考え方をしている自分がいた！！！！
と気づいたんだよね。そう思うと絶望したよ。笑
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○○してくれたら、○○する
○○してくれないなら、私も○○しない
という考え方の根本にあるのは、
自分だけ「損」をするのは不公平だし悔しい
という発想。
でも、よくよく考えたら、「損」って何だろうね？ 時間、労力、お金……？
でも別に、「そのくらい、相手のために使ってあげればいいじゃないか」と思ったのよ。今後の人生に重大な影響を及ぼすほどの損害を被ったわけでもあるまいし。
デート代に関して文句を言っていた知人に対してもそう思ったし、すなわち、これって自分に対しても言えることだなと思った。
ちっぽけなプライドや、承認欲求のために、
出し惜しみしたり、行動しなかったり、受け身になったりしていることのほうが、バカバカしいなと思った。
損したっていい
負けたっていい
じゃないか。負けて失うものなんて、そもそも何もないじゃないか。
だから、
自分の小さなプライドを守るために、与えることをケチったり、
行動をセーブしたりすることはやめよう
と決めた。「そういう自分でありたい」と思ったよ。
ちなみに、この話を旦那に話したら、彼にはまったく響かなかった。笑
「ぼくは競争で負けるのは絶対に嫌やし、
公平さが大事やから、一方が損する関係は嫌や！！！
プライドは大事やで！！！！」
って。男女脳の違いが表れていて面白いなと感じました。
↑男性にとっては「プライド」って大事だよね。そして上手に勝たせてあげることも。
まあ、別に正解はないし、「自分がどういう人間になりたいか」は、自分で決めていけばいいし、決めたような自分になれる。
私自身は、今回、改めて自分を振り返ってみたときに、
損得勘定のステージからは卒業したい。
与えることをケチらないし、出し惜しみしない人になろう
と思ったし、そういう行動を選択していきたいと思うよ。
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