大阪城400年 | あすかのブログ

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日記帳です。


大阪城落城から、今年は400年になるそうです。

昨日のニュースで、夏の陣が5月7日の大阪城落城で終わったことを、

知りました。


「さよか」

・・・


この言葉を呟く自分がいました。


春に、図書館で借りた

「とっぴんぱらりの風太郎」を

思い出したのです。


「鹿男あをによし」を書いた、万城目さんの作品です。

とっても分厚い本でして、

読みきるには、大変でした。

それは、続きを読みたくて止まらずに夜中まで読んでも

まだまだ続く世界を追っかけていたからです。


作品は、忍びの主人公が生きた天下人の変わり行く時代・・・

クライマックスに、大阪夏の陣の闘いが描かれます。

舞台となる土地が、いづれも、訪れたことがあったので、

イメージが、浮かびやすく

登場する人のこころも

痛いほど判る作品でした。



「さよか」

と返事をするのは、

ひさごさまと呼ばれた、秀頼。

とても不思議な魅力ある人物として書かれていました。



組織の頂点に立つ者は、勝者である。

誰もが羨む場所にいるものの意味と役割。

でも、持っているものと、持たされているものは

違う・・・


頂点に立つ者が、全てを決められるわけではない


私は、「さよか」の言葉に

昭和天皇の「あ。そう」を

重ねてしまいました。




昨年の11月に歩いた大阪の天王寺界隈を思い出しながら

・・・


大阪城は、まだ、訪れてませんけど。

(苦笑)


「プリンセス・トヨトミ」もありましたね。

あれも、大好きな作品です。


来年の大河ドラマの「真田丸」も、興味深く待っています。