昨日から、ずっと頭のなかで回っている歌がある。


一昨日の夜に観た邦画DVDの本編前の紹介映画のなかから、突然流れてきた懐かしい曲。


矢野顕子さんの
『ひとつだけ』




私は、映画の予告編で泣けるタイプである。

なので、この曲が聞こえてきた途端に、すっかり、過去の懐かしい時代に跳んで行ってしまった。




中学の時の部活仲間の友人の家に遊びに行った高校二年生の春休み…

彼女の部屋の二階の窓からは、屋根の上に出られるようになっていて、
そこで、のんびりとコミックを読んだり、アルバムを見せてもらったりした。

そして、お気に入りのものをいっぱい教えてもらった。


ジャッキー・チェン の『酔拳』と矢野顕子…etc.


さり気なく、勧めてくれたあの空気感が、いまも夢のように明るい懐かしさに満ちている。


他にも、たくさんカルチャーショックとなったものがあったのに、やはり、30年前となっては、忘れてしまった記憶も混じる…
あんなに、楽しい思い出だったけど…



けれど、音楽を聴けば、直ぐに思い出を鮮やかに甦らせてくれる。




逢いたいな…




部活の仲間達とは、今でも時々会うことがあるが、彼女だけが、いつの間にか、音信不通になってしまった。



彼女は、結婚をして、ご主人の故郷の福島へと行き、そこから、貰った年賀状に、私は返事を出さなかった。


いつか、書くつもりで、とうとう書かなかった。



そして、それきりになってしまった。



大好きな友だちなんだ…


そんな、切ない思い出も合わさって、

『ひとつだけ』

が、頭のなかで廻っている。





ここから、届くかなあ…




「元気ですか?」