舞台や、映画、テレビドラマでも、「ありえないだろう!それは…」と、思う場面が、沢山ある。

けれど、いつの間にか、その世界にドップリと浸かって、胸やら腹やら目頭が、反応している。


ありえないと思いながらも、解ってしまう感情の波…


どこで、知っていたんだろうか…



実生活でも、本当は「ありえないだろう?」
と思えることが、実に、沢山やってくる。


その、ありえないことへと、真っ正面からぶつかる自分をよくよく観察してみれば、全ての悩みは、同じなんだと気付いた時があった。



ヤケを起こして、無駄遣いを繰り返す子を止められず、胸のなかにいっぱいの焦燥感をたぎらせていた頃…突然、
『この感情は、戦争をしていた人たちの焦りと同じかもしれない』
と思った。


生死をさまよう戦争時代を生きた人たちの気持ちは、どれほどだったのだろうと考えていた自分は、その頃の人より思いが足らないと思っていた。

けれど、自分の身ギリギリの焦燥感を感じた時、
『同じじゃないか』
と思ったのだ。



設定は、この世では、二度と同じものが出来ることはないだろう。


けれど、それぞれに感じる思いや、身体の反応は同じような気がしてならない。

それは、自分で決めた限界を越えられないと悩む思いだ。



私は、それを思い付いた時、戦争で使う兵器ひとつの無駄遣いより、このお金の使い方の方が、まだ増しじゃないかと開き直った。


目の前の状態は、変わらずとも、心の置き方が、新しい見方に変われたことで、スッと上に上がった気分になり、少し楽になったのを覚えている。



人生には、ありえないと思えることが、いっぱいやってくる。

それは、自分が無意識に作り上げた限界の壁を見に行きたいから、やってくるんだろうか…




この世に生まれてきたっていうことは、皆さん、凄い
「チャレンジャー」
なんだな……



好きじゃないとやってられないもんだよね……