優しいとは、
「圧倒的に強い立場を持っている人が、圧倒的に弱い立場の者に対して、その権力を使わないこと」
を言います。
「うちの子は親に優しい」
「地球に対して優しい」
という言い方は、優しさの意味が違います。親が子供に対して優しい、上司が部下に優しい、先生が生徒に対して優しいというのが正しい使い方です。

―日々の暮らしを楽にする―
小林正観さんの著作本から



昨日、阿部敏郎さんのブログから、小林正観さんのお別れのことを知り、持っていた正観さんの本のページをめくるうち、見つけた文章である。


阿部さんが書かれていた、正観さんへの違和感を、私も私なりの場所で持っていた。
阿部さんのブログに集う皆さんのコメントも、全部読みながら涙がポロポロこぼれていた。


正観さんは、唯物論者であると公言して、損得勘定のもとにどうしたら幸せになれるかを教えてくださった。

それは、精神世界の門を叩く者には、とても入りやすい入り口である。入り口でありながら、出口の教えも正直に書かれていた。


なぜに、違和感を持ったか… 自由を求めて精神世界に入ってきたのに、これこれをすれば、出来ませんという教え方も、あちらこちらに書かれていたからであった。


それは、本当は自分の中に持っていた嫌いな常識であることに、やっと気づいた。


正観さんは、あえて淡々と書き続けてくださっていたんだろう。



他の誰にどんな評価を持たれても、きちんと自分のお仕事をなされた正観さんに、ありがとうの言葉を捧げます。