タロウの進路選択。
思ってもみなかった
私立大学の獣医学部。
もし合格できた場合には
『大学卒業後に県内で産業動物獣医師、公務員獣医師(県職員)として将来働く事を希望する獣医学生に、修学資金を給付する制度』
を利用して学費はなんとか工面しようと決意。
うちの県の制度では
私立大学なら月額18万以内。
『卒業後2年以内に獣医師免許を取得し、
7.5〜10年間県の獣医師として従事すること』
が求められる。
そこはタロウにがんばってもらうしかない。
ただ、
もしも条件を満たせなかった場合は
返金すればよいとも教えてもらった。
その獣医さんは
期間を待たずに県の職員を辞めて
独立したので、
後から返金したそうだ。
さて、
あとは
どこを受験するか。
色々と悩んだが、
タロウは大型動物の獣医師希望なので
北海道の酪農学園大学を第一志望に決める。
学業成績の評定平均は4.7、
部活動での全国大会出場、
理数科研究発表会では県代表に選ばれ
西日本大会に参加するなど、
調査書としては
まずまずの内容になるのではとの見立てで、
まずは
学校推薦でチャレンジしてみることに。
それがダメなら一般受験で再チャレンジ。
今年もし合格できなければ、
浪人してもう一年がんばる。
三者面談では
こうした進路志望を担任に伝えた。
伝えたら、
先生が獣医学部の難易度を調べて
「獣医学部って
こんなに難しいんですね
」
と驚いていた![]()
これまでタロウの高校から
獣医学部を受験する人はいなかったのだから
仕方ないのかもしれない。
学校には過去の受験データも何もないのだ。
レベルの高い私立高校に通う
友だちのお子さんは、
三者面談で獣医学部志望と言ったら、
担任から医学部にした方がいいと
言われたそうだ…![]()
さすがうちの高校の先生と違って
難しさをよくわかっている。
それほど
とてつもなく枠が狭いのだということを。
だけど、
タロウは前向きな気持ちで
がんばろうとしている。
親の私たちも、この時は
家業のことなどアピールすれば
学校推薦でどうにかなるんじゃないかと
わりと楽観的に考えていたのだか…。
こうして夏の三者面談は終わった。
