神道についてよく学ぶ機会が無かったので、神道に関する本を何冊か読んでみました。
その中で、【神道のいきいきと生きる】という本に、今の日本に必要な考え方が書かれていて、とても感銘を受けました。
古来の日本人は農耕民族であり、自然との繋がりがとても強い民族でした。そのため、「自然を大切にする心」や「祖先を敬う心」など、すべてのものとの共生を大切に考えていたそうです。
すべてのものには神が宿り、すべてのものに感謝をしなければいけない【感謝の気持ち】をとても大切にしていました。全てを受け入れ、民族本来のこころでお互いが調和して生きてきた事で、日本はここまで発展することが出来ました。
しかしこの本に、とても興味深い内容がかかれていました。
【日本の歴史を見ますと、昔から中国や朝鮮などと頻繁に交流を行い、外国から色々な文化が入ってきました。日本人はそれを上手にとりいれ、日本の国も発展してきました。
しかし外国の文明に人々があまり偏りすぎると、日本本来の伝統やこころを人々が忘れてしまうため、昔からなんとか原点に帰って日本本来の姿に戻ろうとしてきました。
奈良時代に『古事記』が書かれたのも、その一つの現れであり、また江戸時代に武士たちが中国からの儒教にあまりにも偏りすぎたために、日本古来の伝統に帰ろうと著されたのが本居宣長の『古事記伝』です。
このように日本人は外国の文明を取り入れながら、ある時期が来たら原点に帰って日本人の命を今まで伝えてきました。
戦後の日本人は日本の伝統や歴史をすべて否定してしまい、子供達にはアメリカの文明や知識のみを教える教育が行われ、もう五十数年も過ぎてしまいました。その結果、多くの日本人は日本の心を失ってしまい、日本人としての自覚や誇りなどまったく持っていない人も沢山います。このような状況をみて、今の人達の中にも、心のなかで何とかせねばならないと思っている人が沢山います。】
これを読み、近頃ネットなどで保守的な人が増えてきた傾向も何となく腑に落ちました。
そして、今回の公明党の離脱への一連の流れは、日本が原点に戻らねばならないと動き出した日本人の心の表れだと私は感じました。
日本人として本来持つ考え方をもう一度見つめ直し、他人種や宗教を上手に取り入れて発展していく本来の日本の姿に戻って欲しいと願っています。
今後、益々目が離せない状況となりましたが、少しでも多くの方が利己的ではなく日本の未来を考えた選択をしてくれる事を願います…。