昨日の続きです。
日焼け止め化粧品には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類の成分があります。
紫外線吸収剤は、紫外線を吸収する化学物質で、ぬっても白くならない特徴があります。
但し、この化学物質は、紫外線を吸収するときに、肌のうえで化学反応を起こすので、それが肌の刺激になりやすいというデメリットがあり、今から20年ほど昔に、夏かぶれが多発して、日焼け止めクリームは肌に悪いというイメージがつきました。
一方の、紫外線散乱剤は、肌のうえで紫外線を反射する働きのある物質なので、ぬると白くなりますが、アレルギーなどの心配はいりません。
紫外線散乱剤は、肌のうえに鏡のような膜をつくり、紫外線を反射させますので、化学反応を起こさないので、肌にやさしいといえますが、厚くぬってしまうと粉っぽくなりやすく、粉が皮脂を吸着して乾燥の原因になることもあるので注意しましょう。
普段日常的に使うのなら、肌に刺激となる紫外線吸収剤を含まないもの選んでください。
ノンケミカル、紫外線吸収剤不使用などの表示がされていますので確認してください。
最近は、日焼け止め効果をうたっつた化粧下地やファンデーションがありますが、ノンケミカルではなく、紫外線吸収剤が含まれているものが多いようです。
肌のことを考えると、ノンケミカルの日焼け止めクリームを、化粧下地の変わりに使うのも良いと思います。
また、ふだん使う化粧品の場合は、耐水性のあるウォータープルーフタイプである必要はありません。
ウォータープルーフは落ちにくいので、クレンジングの時に肌を傷めてしまう可能性がありますので注意しましょう。
お問合せは、A-Styleまで。