「美しく・・・」も、丁度10回目となりました。
今日は、化粧品に含まれる危険な成分についてです。
化粧品の成分は大きく分けると「油性成分」・「乳化成分」・「色素・顔料・香料」・「防腐剤・殺菌剤・酸化防止剤」・「特殊成分」になります。
これらが混ぜ合わされ、練り合わされて化粧品になるわけですが、これらの中で障害が起こる可能性がある成分について大まかにみていきます。
●油性成分
化粧品の基本的なものが油性成分で、クリーム・ローション・口紅・マスカラ・ファンデーションなどほとんどの化粧品に使用されています。
流動パラフィン:石油から作られ多量に使用されています。皮膚を刺激し、湿疹が出ることがありす。
●乳化成分
油と水は混ざり合いませんが、これらをなじませて乳液やクリーム状にする役目が乳化成分です。
1.合成界面活性剤:合成洗剤などに主に使われているものと同じ仲間です。皮膚障害や粘膜の刺激・内蔵障害などの原因と指摘されています。
2.トリエタノールアミン:クレンジングクリーム・クレンジングローション・ファンデーション・アイライナー・アイシャドー・ヘアクリームなどに使われています。高濃度では、皮膚・粘膜・眼を刺激します。
●色素・顔料・香料
1.タール色素:主に口紅に使われています。石油タールから分離して合成されます。皮膚障害・発ガン性が疑われています。
2.合成香料:皮膚を刺激したり、アレルギーの原因になります。
●防腐剤・殺菌剤・酸化防止剤
1.パラベン:クリーム類・ローション類・口紅などあらゆる種類の化粧品に使われています。接触性皮膚炎の原因物質との 疑いがあります。
2.ソルビン酸:皮膚や粘膜を刺激し、亜硝酸と反応して発ガン性になると指摘されています。
3.安息香酸:皮膚・粘膜・眼・鼻・咽頭を刺激する可能性が有ります。
4.BHT(ジブチルヒドロキシトルエン):変異原性・発ガン性が疑われていて、皮膚炎・脱毛の懸念もあります。
5.BHA(ジブチルヒドロキシアニソール):動物実験により発ガン性が確認されています。皮下脂肪に蓄積されやすいものです。
テレビコマーシャルや新聞折込などに惑わされないようにしましょう。
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