毎日、何気なく使っている洗剤や化粧品。
安全性を疑いもしなかったそれらに含まれている有害物質はほとんど解毒されることなく、体のどこかに蓄積されているとしたら、私たちの体には、どんな影響が出るのでしょうか。
石けん、シャンプー、洗剤、化粧品、歯磨き粉、プラスチック繊維、化繊衣料・・・・。
こういった日常よく使う製品の中には、合成界面活性剤や有害物質が含まれており、これらが粘膜や皮膚を介して体内に蓄積され、子宮内膜症やアレルギー疾患等々の原因になっています。
食べ物から摂取する「経口摂取」に比べると、ほとんどの人が気を使わず、かつ、脂肪に蓄積されるため、排泄が遅く、そのため、その影響に気づきにくいのが問題です。
一部の合成界面活性剤の恐ろしさは、そのたんぱく変性作用と浸透性、そして、非分解性(残留性)にあるといわれています。
人間の体の細胞も髪の毛も、全てたんぱく質でできていますが、合成界面活性剤には「たんぱく変性作用」があります。つまり、たんぱく質を破壊するのです。
そのため、合成界面活性剤には強力な皮膚浸透性があり、皮膚や頭皮に付着すると、皮膚表面のバリアゾーン(角質層・透明層)を破り、奥へ奥へともぐりこんでは、皮下の細胞組織を破壊し、やがては、血管壁をも破壊して血液中に浸透する恐れがあります。
赤ちゃんを育てる胎盤は血液と合成界面活性剤のみ通すと言われているほどです。
合成界面活性剤は完全に分解されることなく体内に残留し、長期使用によって少しずつ蓄積されていきます。
人間の皮膚は他の動物より化学物質に対して強くできているためすぐに害を実感することはありません。
徐々に、頭皮や皮膚から、また最も吸収しやすい性器などから、身体に入ってしまった化学物質によって、数年後、アトピー、シミ、シワ、薄毛症、肩こり、偏頭痛、生理痛の重症化、子宮の疾患などのいわゆる原因不明といわれる症状が表れてきます。
また、経皮毒となる化学物質には、発がん性物質や環境ホルモンとして疑われている物質も存在しています。
つまり、それらの物質が特定の臓器に蓄積されることで、がんを発病する可能性も指摘されています。
環境ホルモンにいたっては、ほんの少量でも、体の機能を調整するホルモンの分泌をかく乱すると言われています。
私たちの暮らしは、積極的、あるいは無意識のうちに石油化学物質に頼り、便利さを感じ、商品の存在は、テレビの広告で知ります。
CMで商品の特徴を知り、登場する人のイメージを重ねて知っている商品なので、安心して購することが多いようです。
香りと、指どおり、泡立ちのいいシャンプー。
油汚れがすっきり落ちる、洗浄力の高い洗剤。
成分が肌の奥の真皮まで浸透するという美肌化粧品。
その中の化学物質が、肌から吸収され、体内に蓄積するなんて知らないのでは?
経皮毒が有害性を発揮するのに時間がかかるため、その危険性が公式に実証されていないため、石油化学物質は野放し状態で、洗剤や化粧品の主要成分として使われています。
しかし、それらの安全性についても、きちんと実証されてはいないので、自分と大切な家族を守るために、自衛しか手立てはないようです。
その第一歩は、危険な成分を知ることです。
家中の洗剤と化粧品を集めてみてください。
あなたのお気に入りは、毒性の高い日用品ではありませんか?
代表的な成分
◆ジエタノールアミン(化粧品全般:皮膚障害)
◆チルヒドロキシアニソール(シャンプー:過敏症・発ガン)
◆エデト酢塩(EDTA)(洗濯用洗剤:アレルギー誘発)
◆アルキルエーテル硫酸(台所用洗剤:主婦湿疹など)
お問合せは、A-Styleまで。