「10月第三土曜日は、琉球大学同窓会関東支部の日」

と決めて、毎年、東京神保町の教育会館で、総会&懇親会&二次会も同会館で開催しています。

幸喜徳子本部同窓会長、大城肇琉球大学長はじめ、

仲松健雄東京沖縄県人会長、新垣進関東沖縄経営者協会副会長・・・等々、沢山のご来賓のご臨席をいただき盛会に終了しました。

毎年、この会では、活躍していらっしゃる同窓生のご講演をお願いしています。

 今回は、沖縄県東京事務所帳の比嘉徳和氏

    (琉球大学法文学部経済学科経営学専攻卒業)

・1984年~1989年自治省(現総務省)勤務、後、

・沖縄県企画部市町村課長、・企画調整統括監、・総務部総務統括監、・県議会事務局長などの要職を経て、現在、東京事務所長です。写真左比嘉氏、右幸喜徳子本部同窓会長

米軍上陸施政権下の沖縄、ドルへの変換、沖縄振興開発計画策定等々に歴史的変遷の沖縄がおかれていた立場など、世界や日本の動きとかみ合わせながら、資料を下にお話しいただきました。

 2012年に(沖縄21世紀ビジョン基本計画策定」の過程を知り、驚いた。どこの県でももちろん、目指すビジョンは策定している。多くの県民にアンケートを取ったり、高校生の作文コンクール等を通じても描く将来像、こうありたい未来像を模索したそうです。

その結果、誰でも、経済優先だろうと・・・・・

しかし、沖縄県民は、

第一に自然や歴史、伝統、文化の大切さが出たそうです。戦争ですべてを失なった沖縄が歴史や伝統文化は、心の誇り、生きる底力、迷わずに未来へ突き進む力を求めている…そう思います。

交流と共生、平和と豊かさ、自立等も続いています。

知っているようで知らない沖縄の戦後の様子がくっきりと分かるようでした。本や新聞でのニュースではなく、県民の一人として聞き入りました。

まだまだ、貴重なお話をいただきました。こうしたビジョンづくりや沖縄の多くの課題解決に長年、関わってきた氏の話は、多くの人に聞かせたいものだと思いました。

故里離れた沖縄の人にこそ聞かせたい、知って欲しいなあ~とも思いました。

マスコミで騒がれている沖縄が、何を求めているのか、真の目指すものが見えてきます。

私自身、あらためて、故里、沖縄を知ることができました。

比嘉様、ありがとうございました。

 

又、懇親会では、プロの元アナウンサーの長谷川敏子さんの名司会のユーモアあふれる進行。琉球舞踊やサンシンなどで会場を湧き立たせたのは、世界中に沖縄文化を広めているクイチャパラダイスの仲本光正師匠と愛弟子たち。

機械工学科が2年に一度、機械工学科同窓会をドッキングしてくだ

さったり、大学の同好会が声を掛け合って遠く、山形、長崎、日立等々、遠方からも参加。なんと台湾出身で、琉大からアメリカにわたり、今、東京に住んでいる方が、大学での学部も違うが高校の同級生だったことがわかり(年月で顔がお互いに皮ている)

何と、50年ぶりに感激の対面をしたり、

中国出身で琉大で学び、東京で起業している後輩を連れてきたり。

学長の論文などで学び、卒壕論文を書き、無事就職へこぎつけたので東京の小学校の教員をしている母が娘と共に学長にお礼の挨拶に来たり、

若いロースクールの同期生が声かけあって参加・・・、ほか、多くの同窓生が日本の国を担う仕事にに携わっていることが、二次会で語られ、改めて、同窓生を誇りに思った日でした。[二次会も同一の会館で実施するため、多くが残り、更なる交流の場となっています。また、将来は、沖縄へ移住しようと、石垣に土地を購入したとの報告があったあり・・・・・・

 このように、年一回盛会に開催できるのは、

多くの幹事の皆様のボランテイアによる支えがあるからです。

事務局は、銀座4丁目の中島法律事務所内です。弁護士で活躍している中島信一郎氏が無料提供、スタッフの方々にもお手代頂くなどしています。

又、16ページのカラー入り会報誌《芭蕉誌≫を年一回全会員500名余に送付。その会報誌を一手に引き受けているのが、金城利光氏。仕事も多忙の中、仕事が終わった10時ごろから会報誌の編集などで頑張ってくれているんです。

中身も充実していますし、多くの会員の活躍を掲載しています。

会員の名刺広告代金だけでは発行が難しいので、沖縄企業の広告も頂戴しながら、継続しているのです。

  まだまだ、書き足りませんが、ご参加いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。来年度も、

10月の第三土曜日は琉球大学同窓会関東支部の日」です。

多くの方々のご参加をお待ちしています。

 

下書きのまま残っているいることに気づき、今日になってしまいました。お許しくださいね。

最後まで読んでいただいた皆様に感謝!