10月16日、栃木県鹿沼東高等学校へ。

宇都宮から日光線で3駅目だ。日光へ行く外国人で車内は座るところもない。のどかな風景の中に、時折、黒光りのする日本瓦の大きなお屋敷が見える。

今回は、

第二次大戦における沖縄の戦況について、地上戦の様子やガマとは何か、ひめゆり学徒隊のこと、8月15日の終戦記念日は知っているが6月23日の沖縄慰霊の日は知らない生徒が多い・・・などなど・・歴史や文化も含めて話して欲しいとのことであった。

会場の体育館にでは、生徒がきちんと座して待っていた。

講師紹介に始まり、学年主任の先生が、生徒へ今日の趣旨を話す・・・

(もうすぐ、楽しみにしている沖縄への修学旅行です。修学旅行は単なる楽しみだけではない。学校を離れて、級友と生活を共にし、ともに見、聴き、考える貴重な課外活動であり、授業の一環です。実は、修学旅行を初めて取り入れたのは、栃木県です。このことを誇りに、今日の講師の先生からしっかり平和にについて学んで欲しい。その上で沖縄へ行き、自分たちの目と耳と心で考えて欲しい。平和って何かを・・・・・・・・」と、今日の目的を話された。

事前に、私が朝日新聞から送ってもらった(知る沖縄戦)を生徒が読み、質問事項をプリンとして書き込みができるように配っていた・・・・熱心に、メモを取りながら、聴いていた生徒達でした。

マリンスポーツも、おみやげに何がいいのか質問する可愛い一面もありました。

よく学び、よく楽しんできてねえ・・・・・

職員トイレで見つけた宝物・・・・生徒の作品、

それを生かす先生の心意気が嬉しい学校です。見えないところに生徒を生かす心遣いがいいなあ~。