9月26日、新宿から京王線に乗って橋本駅へ。
駅には、若い阿部先生がお出迎えに。
暑い日でしたが、学校までの約12~3分歩きながら、
沖縄の情報を共有する。
学校に到着すると、なんと、手提げ袋から、冷たい飲み物を出して下さった。まあ~、感激です。心遣いに感謝!
続いて、学校側からお茶を出していただいたので、もらったのは、講演中に飲むことにした。70分位しゃべると、実にどが渇くのです。いつも、持参するのだが、今日のように暑い日は、持参したのは飲み干して買うのを忘れがちだ。
続いて、副校長先生がご挨拶に見えました。
よーこそ!と、どうぞよろしくと!
素敵な女性の副校長先生。
学年主任の小原先生のご案内で会場の体育館へ。
企画書を送っていただいた両角先生も、会場でわざわざご挨拶に。
上溝高校は、106年の歴史を持つ伝統校だ。7回も学校名が変わっている。前身は女学校であったそう。現在は、校舎が立て替えられ、新しい。
ホームページでの校長先生のご挨拶には、歴史の変遷が書かれている。
「獅子のごとく勇気をもって進め
撫子のごとく真心をもって歩め」・・・・と。
(本日のメインテーマは、戦争がもたらした不幸)ということであったが、事前電話での打ち合わせにより、沖縄の歴史や文化、沖縄で、バスの窓から気づいて欲しいことなどを加味し、また、沖縄の精神文化にも触れ、沖縄戦のことについて話す。
どこの学校でも、同じ内容ですが、学校によって、話す内容の比重を決めている。
会場に集まった生徒は244名と先生12名。
まずは、方言から。ハイサイというと、生徒の方から
元気に、ハイサーイと返ってきた。
沖縄のことで知っていることを尋ねると、まあ~、次々出てくる。
何と、(ミミガー)まで出てくる。珍しいです。
神奈川には沖縄県人の方も多くいらっしゃるので、おそらく、その子孫が在学しているのかなあ~と・・・とにかくやり取りが楽しいほど元気に受けごたえする生徒達でした。読谷での民泊を楽しみにしているようだ。
でも、戦争の動画や私の家族の話になると、みんなしんみり・・・
これから、参政権のある生徒たちです。
沖縄のような悲劇が二度とこの子たちに降りかかってはいけない。
このあどけない、
この夢に向かって進んでいる子たちの前途が平和であって欲しいと。
戦争のことを死ぬまで語らなかった父、
いいえ、語れなかった父の無念さを少しでも伝えたいと・・・・・
これからも、私の、沖縄県修学旅行アドバイーザーの旅は続く・・・待っている人がいる限り・・・・・・・・・