血まみれの天使
they call her one eye~血まみれの天使~
CHRISTINA LINDBERG演じるフリッガのキャラクターがメチャくちゃカッコよすぎる。
作品自体は、そもそも残酷描写ありのハードコアポルノっていうカテゴリーになるみたいであるが、
そんなこたぁどうでもいい。
とにかくCHRISTINA LINDBERGがとても魅力的だ。
彼女が、ショットガンをかまえる姿、復讐の為に格闘技などを習う姿なぞにズッポりと濡れてしまう。
目をくりぬかれるシーンは、本物の少女の遺体を使って撮影されたとか、
ヘロインを注射するシーンでは食塩水を本当に注射しているとか、
そんな逸話がある作品みたいだが、
CHRISTINA LINDBERG演じるフリッガが、
画面の中で動いているだけで、
この典型的な復讐物語は完ペキであり、
ストーリーうんぬんとか、キル・ビルの元ネタとかっていうところじゃないところで、
この作品は誰からも愛され、後世に語り継がれてゆくのであろう。
CLUSTERFUCK 7" EP
そういえば、the manhattan love suicidesなる作品が
★★★
針を落とすと一瞬、回転数を間違えたかと思うほどの
やけにネチネチと絡みつく楽曲が流れてくる。
・・・ヤバイ、気持ちいい
その音に身をまかせていると三次元的な
存在しない音さえも聞こえてきそうだ。
そしてB面の、たたみかける
“somewhere under a shit cloud!”に、ただただ圧倒される。
スカスカの録音にラフな演奏
アルバム全体を通して僕らの大好きな
隙間だらけの音が見事に記録されている。
同じくMAKE A MESS からリリースされている
とってもクールなアルバム。
どこか翳りのある空気感が、VIVIAN GIRLSなどを連想させる。
(女性3人組ってとこも含め)
同時多発的な初期衝動が、僕らのチンコを熱くさせてゆく。
つねに行動原則なるものは 『手に入るものを使え』 というわけだ。
★ innocence ★★★#9
Blessure Grave 『Judged By12,Carried By 6』
ひんやりとした陰気な重たい空気感に包まれた不良男女デュオ。
危ない(ヤバイ)存在感をバリバリ放っている。
突き抜けそうでいて、突き抜けられず、
どこまでいっても地上に這い上がれない地下でうごめく音。
このアルバムは本当、ゾクゾクするほどにカッコイイ。
得体の知れない地下の騒音が、いつまでもリバーブしてゆく。
クセになるなー。
GOLDEN TRIANGLE のMEXICAN SUMMER からのEP
同じく、MEXICAN SUMMERからの
VivaL'AmericanDeathRayMusic 『BEHOLD! A PALE HORSE』
『その音は、まるで、アシッド を喰らったLou Reedが、
レット・イット・ブリード時代のローリングストーンズと絡んでいるみたいだ。』
と評価されていたりする。
初めて聴いたが、そのサウンドにズッポシはまってしまう。
恐るべし!!MEXICAN SUMMER
もとい、VivaL'AmericanDeathRayMusic