パワースポット占星術の小川です。
さて、 今回はゴッホ展(オランダ)をご紹介
オランダの太陽はさそり座、月はみずがめ座に位置しています。
さて、美術館シリーズで今回は”ゴッホ展”(上野の森美術館)に行ってきたのでその様子をご紹介。
まず驚いたのが、今上野公園内の美術館では先日ご紹介したコート―ルド美術館展やハプルブルグ展など豪華な美術展を開催中なのですが、この”ゴッホ展”はすごい人気。
それも鑑賞する人々が若い人・男性が多かったのがすごく印象的であり、また混雑してたので見づらかったです(-_-;)
どうしてゴッホはこんなに人気があるのでしょうか?
彼の悲劇的な生涯のせいか、はたまた彼の作品のちょっと渦巻いたような狂気的な色使いが目を引くのか?・・はわかりませんが、人気ありますよね~
ところで、ゴッホはたった10年しか画家として活動してなかったのですよね。たった10年の間に描いたのには驚きですね。
まず、ゴッホは画家としてハーグ派の影響を受けました。ハーグ派ってあまり耳慣れないですが、フランスのバルビゾン派でミレーの落穂拾いが頭に浮かびました(下の絵です)。ゴッホもミレーを尊敬していたようです。
田園風景や農村またそこで働く人々をモティーフにした絵が多いです。下記の「じゃがいもを食べる人々」もその頃の作品でしょうか。ゴッホはこの作品は初めて売れると自負した作品だったようですが、友人からは痛烈な批判が送られてきたようです。
その後画商をしていたテオを頼ってフランスに行き、モネやルノワールなど印象派の絵画にふれ、画家たちとも交流を持ちました。
絵画も印象派の影響を受け、作風も変わり始め、印象派に人気であった日本の浮世絵の影響を特に受けていていたようです。
そんなところも日本人には人気なのかな?!有名な「タンギー爺さんの肖像」も背景に浮世絵がありますよね。このタンギー爺さんは3枚描いています。
でも今回の「タンギー爺さんの肖像」は浮世絵のないタイプでした。上の2枚と雰囲気ちがいますよね?
パリに滞在後に南仏アルルに移り住みました。この時ゴーギャンと一緒に暮らし始めます。そしてゴーギャンと口論の末、あな有名な”耳切り事件”を起こすのです。
35歳の時に自らサン=レミの精神療養院に入院し、病院で治療の一環として絵を描くことが許されるのです。
有名なゴッホのひまわりもそうですが、今回はゴッホがひまわりと同じように連作として手掛けた糸杉がパンフレットの表紙も飾っています。
糸杉は墓場に植えられることから”死の象徴”とされているようですが、ゴッホにとってはひまわりに匹敵するぐらい作品制作に情熱を注いだようです
この糸杉の絵と共にテオに宛てた手紙の文章が載っていました
”もうずっと糸杉のことで頭がいっぱいだ。向日葵の絵のように何とかものにしてみたいと思う。これまで糸杉を誰も僕のように描いたことがないのは驚きで仕方がない・・・”
と描いています。亡くなる少し前のこの文章はこれから自殺しようとする人の文章ではなく、力強いな~と思いました。
実際、ゴッホのホロスコープ(上記)を見ると太陽が牡羊座で、月がいて座で俊敏で自由奔放なところがあり、アセンダントがかに座なので家族思いでやさしい人柄だったのではないかと思います。MCのうお座を見ると芸術家・画家の仕事はぴったりだったのではないかとも。
短い生涯でしたが、思いっきり自分のやりたいとおりに活動してきた方なのではないかと思いました。
絵画と共にゴッホがテオや友人に宛てた手紙の文章が飾られており、ゴッホさんがどんな気持ちでいたのかな~と想像を掻き立てられるような展覧会です。
1月13日まで上野で開催し、その後兵庫県で開催されるようなのでお近くの方はぜひ行って観てくださいね。
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