パワースポット占星術の小川です。
前向きに生きましょうって言いますが、今日はちょっとそんな笑い話としても有名な物語をご紹介:
前向きな農夫と後ろ向きな農夫がいました。雨が降ってきたとき、前向きな農夫は「神様、土地をうるおしてくださってありがとうございます」と言いました。
すると、後ろ向きな農夫は「ああ、でもこのまま降り続いたら、作物の根が腐っちまう。収穫が台無しだ」と。
また太陽が顔を出すと、前向きな農夫は「神様、日の光をありがとうございます。これで、作物に必要な栄養が行きわたります。今年はきっと豊作でしょう」といいました。
すると、後ろ向きな農夫は「ああ、でもこのまま照り続けたら、土地が干上がっちまう。収穫は見込めないぞ」と。
ある日、二人はガチョウ狩りに出かけました。前向きな農夫は、手に入れたばかりの猟犬を連れて、この猟犬の活躍を楽しみにしていました。
すぐに大きなガチョウが頭上に現れ、前向きな農夫の撃った弾が命中し、ガチョウは湖の真ん中におちていきました。
前向き農夫は、後ろ向きな農夫に「さあ、この犬をみててくれよ」と言うと、犬はボートから飛び出すと水の上を”走って”行き、獲物を加えると戻ってボートの中にきちんと置いたのです。
前向きの農夫は得意満面で「どうだい、大したもんだろ?}と。
すると、後ろ向きな農夫は、顔をしかめ、「思った通りだ。この犬はまともに”泳ぐ”ことすらできないんじゃないか!」
これは笑い話なんですが、こういう人、まわりにいませんか?何かにつけてマイナスにしか物事を捉えようとしない人です。
一つの思考パターンをずっととり続けると、川底を掘り続けるようなものだといいます。いつ会っても後ろ向きなことばかり考えている人がいるとします。その人が悲劇的なことを考えるたびに、川底は深くなっていってしまうんです。やがて、轟音を立てて流れる川からは、後ろ向きな考えしか出てこなくなります。
こわいですねぇ~
でも幸いにも、人はいつでも新しいプラス思考の川をつくることができます。どんな状況にもプラスの側面を探すようにしていれば、川の流れは少しずつ変わってきます。
最初はマイナス思考の川からチョロチョロ流れ出る頼りない川でしかなくても、マイナス思考をはねつけ、希望を持ち続けていけば、マイナス思考の川は小さくなっていき、代わりにプラス思考の川が勢力を増していきます。
やがてマイナス思考の川は干上がり、新しい川がプラス思考とともに勢い良く流れるようになるでしょう。
常に良いことの方に、心を向け、プラス思考の川の流れを活発にしていきたいものです。毎朝目覚めるたびに”今日はいいことが起きる”と期待しましょう。