さて、今回は「ポリネシア最大のお祭り” ヘイヴァ・イ・タヒチ”」 (タヒチ) をご紹介
タヒチの太陽はおとめ座、月はさそり座に位置しています。
毎年7月に開催されるフレンチポリネシア最大のお祭り“Heiva I Tahiti"(ヘイヴァ・イ・タヒチ) ヘイヴァとは、祭りや演技という意味のタヒチ語。
星空のもとタヒチ伝統楽器による演奏とともに100人近くの男女のダンサーが舞う華麗なステージは感動と興奮で熱狂します。
ヘイヴァ・イ・タヒチの歴史 を見ると、 国教をキリスト教と定めタヒチ王朝を築いたポマレ2世。
肌を露出し、腰を振るタヒチアンダンスはキリスト教に反する淫らなダンスとし公共の場で踊ることを法律によって禁止しました。
その後、約60年の時を経て、ポマレ5世が統治権をフランスに譲渡しタヒチは晴れてフランス共和国の一部となったのです。
そしてフランス政府はタヒチの芸能を規制する法律を撤廃、その年の7月にお祭りが始まり、現在も毎年7月にヘイヴァ・イ・タヒチが開催されています。
メインイベントは、ポリネシアンダンスのコンテストですが、そのほかにも古くからタヒチに伝わるスポーツのレスリング大会や槍投げ、そして、なかなか見ることができない、大きな石を持ち上げる重量挙げなど多彩なスポーツコンテストが目白押しです。
今年も例年通り、7月に開催されるので、夏休みを利用してタヒチに行くチャンスですね。