人気ブログランキングに参加しています。
お手数ですが、クリック応援いただけるとうれしいです♪

人気ブログランキングへ
$開運パワースポットを探す方法-中国莫高窟

今回は、世界で現存する規模が最も大きく、保存が最もよい仏教芸術の宝庫の中国・「莫高窟(ばっこうくつ)」をご紹介♪

中国西北部甘粛省敦煌市郊外に、「鳴沙山」という山があり、東麓の絶壁の上に、南北全長約2キロの山腹に五段階に分けて数え切れない石窟が掘られました。これが世界で有名な”敦煌莫高窟”です。

莫高窟の開削は、前秦の建元二年(366年)から始まり、歴代の王朝の修造を経て洞窟の数は絶えず増え、七世紀唐の時代に、莫高窟には1000個の洞窟があったそうです。

洞窟には、大量の彩色塑像と壁画があります。

また、敦煌莫高窟は、古代シルクロードの交通の要所に位置したことから、東西の宗教、文化および知識を融合しあう接点でもあったため、外来の様々な文化芸術と中国の各民族の芸術が融合された莫高窟は、豊富多彩な芸術風格を持ったのです。

1900年、敦煌莫高窟では、大量の経文を保存した洞窟が偶然に発見され、「蔵経洞」と呼ばれました。

長さと幅がそれぞれ3メートルであるこの「蔵経洞」には、漢語、チベット語などの文字で書かれた経典、古文書の巻物類、絹や紙、麻布に書かれた仏画類、拓本などまれに見る文化財などが5万件に上りました。

年代は、紀元4世紀から11世紀にかけ、その題材は中国、中央アジア、南アジア、欧州などの地域の歴史、地理、政治、民族、軍事、言語文字、文学技術、宗教、医学、科学技術などすべての分野に及び、「中古時代の百科全書」と称されたのです。

すごいですよねぇ~ \(゜□゜)/
$開運パワースポットを探す方法-中国莫高窟2

蔵経洞発見後、世界各国の「探検家」が群がってやってきて、20年も経たないうちに、これらの「探検家」は前後として4万件に及ぶ経書や珍しい壁画、塑像などを盗んだり運び出したりしたそうです。

各国の人々がそれぞれの国へ持ち帰ったために敦煌文献は各国に散らばっています。

スタインが持ち帰った文献は大英図書館に、ペリオのものはフランス国立図書館に、清政府のものは北京図書館に収蔵されました。

日本の大谷探検隊のものは、龍谷大学・東京国立博物館・中国の旅順博物館に分蔵されているそうです。

ロシアではサンクトペテルブルクの科学アカデミー東洋学研究所、他にはフランスのギメ美術館、ロシアのエルミタージュ美術館、アメリカのハーヴァード大学付属フォッグ美術館などにも存在しているとのこと。

このような状態であったので当初は各研究機関がバラバラに研究を進めていましたが、マイクロフィルムにより貸し出しが可能となり、国際的な研究が進むようになり、各国の代表たちが集まって行われる国際シンポジウムも多数開かれており、その学問としての多彩さは「敦煌学」と言う言葉すら生み出しているのです。

莫高窟から発見された敦煌文献ですが、さすがに三千年・四千年の歴史と言われる中国ですよね。

1000年に渡って掘り続けられたと言われる莫高窟は、古代シルクロードがいかに発展していたかを物語り、また洞窟と中にあった文献などすべてがすばらしいですよね~゚+.(・∀・)゚+.゚
人気ブログランキングに参加しています。
お手数ですが、クリック応援いただけるとうれしいです♪

人気ブログランキングへ