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「水の都」「北のヴェネツィア」「屋根のない美術館」等々、数々の異名をとる「ベルギーの古都ブルージュ」、そしてこの地に伝わる婚約指輪発祥のお話しをご紹介♪
町の起源が9世紀に遡るブルージュは、運河を通じて北海とつながり、13世紀から14世紀にかけてハンザ同盟の中核都市として、毛織物の交易で隆盛を極めます。
しかし15世紀後半、北海から流入する土砂で運河が埋まり、船の航行ができなくなると、港の機能を失ったブルージュは衰退。以来、繁栄の頂点にあった中世の町並みを残したまま、ブルージュは時の流れを止めてしまいました。
ブルージュが再び脚光を浴びるのは19世紀末。ベルギー出身の詩人・作家のジョルジュ・ローデンバックの小説『死都ブルージュ』が、フランスのフィガロ紙に掲載されてからです。
その後、ブルージュはベルギー有数の観光地としてよみがえりました。永い眠りから覚めた町は、まるで中世にタイムスリップしたかのような美しさなんです。
ここブルージュにはあちらこちらに女性像が立っていますが、「ブルゴーニュのマリー」像で、ブルゴーニュ公国最後の君主でもあった絶世の美女マリーをかたどった像。
彼女は美女の中の美女と称えられ、人々からは「われらが姫君」と呼ばれ愛されました。
当時ヨーロッパ中の富が集まっていたフランドル地方を治めるブルゴーニュ公国。その公女で絶世の美女ということで、ヨーロッパ中の王や王子たちが自分や一族との結婚を求めたのです。
そんなひとりがハプスブルク家のマクシミリアン。マクシミリアンはマリーが12歳のときに求婚しますが、残念ながら破談となってしまいます。
1477年、マリーの父シャルルがフランスとの戦いで戦死すると、フランス王ルイ11世は公国に軍を進め、跡を継いだマリーに息子シャルルとの結婚を迫りますが、マリーはこれを拒否したため、事実上幽閉されてしまいます。
これを救ったのがマクシミリアンでした。先ほど話した一度フラレてしまった方ですよね~
もともとはマリーの父が決めた婚約相手。この話の再燃をマクシミリアンが受け入れて、ふたりは無事結婚に至ります。
このときマクシミリアンは、自分とマリー、そして聖母マリアの頭文字Mをダイヤモンドでかたどった指輪をマリーに贈ります。これが世界初となる”ダイヤモンドの婚約指輪”だったのです。
ダイヤモンドの婚約指輪の発祥がここにあったとは!ヽ(*'0'*)ツ

ふたりはとても仲がよく、どこに行くにも連れ立ったといいます。ところが1482年、マリーは落馬事故で亡くなってしまい、そして37年後の1519年にマクシミリアンが亡くなると、遺体はオーストリアのヴィーナーノイシュタットに埋葬されましたが、その心臓だけはブルージュに送られ、ノートルダム教会(聖母教会)のマリーの棺と共に埋葬されたそうです。
マクシミリアンはのちにハプスブルク大帝国の基礎を築きましたが、その心はつねにマリーのもとにあったといいます。
ロマンチックなお話しですよねぇ~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
そんなブルージュは、「ブルージュ歴史地区」の中に、さらにふたつの世界遺産「フランドル地方のベギン会修道院」と「ベルギーとフランスの鐘楼群」の一部があります。
ロマンチックなダイヤの婚約指輪の話しの主人公マリーとマクシミリアンが眠る教会があり、3つの世界遺産を抱える古都ブルージュは、訪れる人を魅了し続けてますよねぇ~ヾ(@°▽°@)ノ
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「水の都」「北のヴェネツィア」「屋根のない美術館」等々、数々の異名をとる「ベルギーの古都ブルージュ」、そしてこの地に伝わる婚約指輪発祥のお話しをご紹介♪
町の起源が9世紀に遡るブルージュは、運河を通じて北海とつながり、13世紀から14世紀にかけてハンザ同盟の中核都市として、毛織物の交易で隆盛を極めます。
しかし15世紀後半、北海から流入する土砂で運河が埋まり、船の航行ができなくなると、港の機能を失ったブルージュは衰退。以来、繁栄の頂点にあった中世の町並みを残したまま、ブルージュは時の流れを止めてしまいました。
ブルージュが再び脚光を浴びるのは19世紀末。ベルギー出身の詩人・作家のジョルジュ・ローデンバックの小説『死都ブルージュ』が、フランスのフィガロ紙に掲載されてからです。
その後、ブルージュはベルギー有数の観光地としてよみがえりました。永い眠りから覚めた町は、まるで中世にタイムスリップしたかのような美しさなんです。
ここブルージュにはあちらこちらに女性像が立っていますが、「ブルゴーニュのマリー」像で、ブルゴーニュ公国最後の君主でもあった絶世の美女マリーをかたどった像。
彼女は美女の中の美女と称えられ、人々からは「われらが姫君」と呼ばれ愛されました。
当時ヨーロッパ中の富が集まっていたフランドル地方を治めるブルゴーニュ公国。その公女で絶世の美女ということで、ヨーロッパ中の王や王子たちが自分や一族との結婚を求めたのです。
そんなひとりがハプスブルク家のマクシミリアン。マクシミリアンはマリーが12歳のときに求婚しますが、残念ながら破談となってしまいます。
1477年、マリーの父シャルルがフランスとの戦いで戦死すると、フランス王ルイ11世は公国に軍を進め、跡を継いだマリーに息子シャルルとの結婚を迫りますが、マリーはこれを拒否したため、事実上幽閉されてしまいます。
これを救ったのがマクシミリアンでした。先ほど話した一度フラレてしまった方ですよね~
もともとはマリーの父が決めた婚約相手。この話の再燃をマクシミリアンが受け入れて、ふたりは無事結婚に至ります。
このときマクシミリアンは、自分とマリー、そして聖母マリアの頭文字Mをダイヤモンドでかたどった指輪をマリーに贈ります。これが世界初となる”ダイヤモンドの婚約指輪”だったのです。
ダイヤモンドの婚約指輪の発祥がここにあったとは!ヽ(*'0'*)ツ

ふたりはとても仲がよく、どこに行くにも連れ立ったといいます。ところが1482年、マリーは落馬事故で亡くなってしまい、そして37年後の1519年にマクシミリアンが亡くなると、遺体はオーストリアのヴィーナーノイシュタットに埋葬されましたが、その心臓だけはブルージュに送られ、ノートルダム教会(聖母教会)のマリーの棺と共に埋葬されたそうです。
マクシミリアンはのちにハプスブルク大帝国の基礎を築きましたが、その心はつねにマリーのもとにあったといいます。
ロマンチックなお話しですよねぇ~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
そんなブルージュは、「ブルージュ歴史地区」の中に、さらにふたつの世界遺産「フランドル地方のベギン会修道院」と「ベルギーとフランスの鐘楼群」の一部があります。
ロマンチックなダイヤの婚約指輪の話しの主人公マリーとマクシミリアンが眠る教会があり、3つの世界遺産を抱える古都ブルージュは、訪れる人を魅了し続けてますよねぇ~ヾ(@°▽°@)ノ
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