



塩谷千春さんの個展観てきました。
大阪中之島美術館 5階
森美術館でされていた2019年もいきたかったのですが、
閉じこもり系の時だったので
いけなかったなと。コロナ前だったなと。
なぜか以前からシンパシーというのを感じていて、今回合点がいきました。
生と死をテーマに作品を作られていて、
エーテル、アストラルな生命エネルギー、胎内体験にも似た痛みと生の喜びを感じます。
この真っ赤な色の糸は色々なイメージが湧き、
その源泉は女性にはとても身近なものでもあるのではないかと思います。
私たちは忌避すること、浄化すること、個人として成り立つことに価値を傾けすぎてるように思うのですが、彼女は侵入する。
侵食されようとする
なにかを抱え込む、抱え込まれることによってじぶんを生きる。
振り払えない生命というこんがらがりを生きて作品に昇華されているなと。
泥をかぶる姿を映す作品があるんですが、それが本当に面白くて。
生々しいんですが、創造の発露がぶんぶんしてました。
絵画をされていて、そこから
立体、映像作品など幅広く展開されていて
その自由になっていく話が聞ける動画も良かったです。
お母さんとその仲間たちの
アクリルタワシがグッズとして販売されていたのですが、
それとやはり糸から浮かぶ素麺とのコラボも商品が面白かったです。
糸を使うことのルーツにお母さんの存在もあるのかなと勝手に想像していたのですが、アクリルタワシもあり、そうなの?とか思ったり。
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