9/1に初見参したC/2025 A6(Lemmon)、テールが長くなっているSNS情報にいてもたってもいられず、同好会の新鋭Iさんと晴れそうな場所を探し求め、北東方向も開けた関西屈指の撮影地 大塔へGo! 彗星が昇るまで、概ね天気は良好でしたが、夏場と同じように時おり上層雲の波状攻撃に襲われ、何度かASIAIRのガイドエラーのアラーム音が鳴り響く状況でした。(「ピーカンの秋晴れ」はもう死語?)
北東低空もいまいちの天気でしたが、高度が高い(=撮影時間が長く撮れる)のに救われ、2時32分(高度17度)に撮影を開始し、100ショット中54ショット(54分)の使える画像をゲット、前回より大きく成長した姿をみせてくれました。テールはプレビューでも確認できましたが、画像処理してみて驚き! (無理なあぶり出しはしていません)画角からはみ出ていそう...この光学系(APS-C+320mm)の画角(長辺)は4゜くらいなので、そのくらいありそうです。
(これから暗い場所で撮影される方はフルサイズで300mm(APS-Cで200mm)以下をお勧めします)
(追記:1976westさん、う~さんによると右下へ噴き出しているのはダストテールかも、とのこと)
色もきれいで、今回はフィルターなしですが、それでも真っ青ですね。
今はやまねこ座におり、双眼鏡(8x30)でも核は確認できました。たとえ紫金山アトラスほどの肉眼彗星にならなくても、天体写真マニアにはこのレモン、かなり楽しめそうです。現時点での最大光度予想は4等となっています(追記:1976westさんによると最新COBS情報では最大光度予想は2.5等とのこと)が、大化けしてほしいですぅ。
【レモン彗星 C/2025 A6(Lemmon) 9/28】
【レモン彗星 C/2025 A6(Lemmon)モノクロ反転画像】
星なし
Date: 2025/9/28 2:32~3:51 60sx54FR
(Total Integration 54m)
Telescope & Camera:
Takahashi FSQ-106ED F3RD 320mmF3 ASI2600MC -10℃ gain100
Mount: AM5(ZWO)
Filter: None
Edit: PIXINSIGHT(Comet Alignment) 彗星核基準スタック
Shot in: Oto, Gojo-shi, Nara, Japan