レモン彗星はすでに2回(9/1・9/28)撮影しましたが、その後白内障手術(10/9・16)のため会えず...21日の最接近も過ぎ、ストレスMAXに達しておりましたが、昨日すさみ(童謡公園)遠征を敢行し、ようやく再会することができました。
低空は雲があるものの、晴れている時間が1時間くらいありました。彗星は眼視ではかろうじて見える程度でしたが、双眼鏡(8x30)では長~い尾を引いた雄姿を楽しむことができました。固定撮影で彗星を狙いに来た方が10名ほどおられ、双眼鏡を貸してあげたりして、色々な方と彗星談議に花を咲かせ、とても賑やかでした。昨年ほどではないですが、肉眼彗星が毎年見れるのはうれしいですね。
皆さん帰られた後(月没後)は、撮影モードに入りましたが、色々ハプニング(トラブル)がありました。それは別途報告します。
【レモン彗星 C/2025 A6(Lemmon) 10/27】
以前に比べると青みは少なくなっています。イオンテール(左)とダストテール(右)が見えます。他の方によるとイオンテールが長く、ダストテールが短くなってきているようです。
白黒反転
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Date: 2025/10/27 18:24~ 20sx67FR Stacked
(Total Integration 22m20s)
Camera: NikonZ6(HKIR)
Lens: Sigma 135mmF1.8 DG HSM(F2.2) ISO1600
Mount: ZWO AM5(No autoguide)
Filter: None
Edit: PIXINSIGHT(Comet Alignmentによる彗星核スタック)
Shot in: Susami, Wakayama, Japan
※備忘録:夕方の彗星はせわしないなあ。今回はASIAIRで自動導入を試みたが視野に入っておらず少し焦りました。(そもそもASIAIRとZ6の相性はよくなく動作が不安定)極望はいいかげんに合せ、ノータッチガイドで135mm 20秒にしましたが流れていませんでした。他の方の作品に比べると、色が出ていないように思います。あと折角すさみで景色がいいので50mmくらいのレンズを持参して星景をすればよかった。


