キワモノ狙いが続きます。ムラムラで作品としてはひどい出来ですが、新しい天体との出会いは楽しいものです。正月のへび星雲(自称)でご紹介したSh2-310全景からとも座のガム星雲の西部(右側)を望遠レンズでとらえた画像です。次回は天体用CMOSカメラを使って、まともな画像を撮りたいものです。
【Sh2-310(おおいぬ座)からガム星雲西部(とも座)】
右上の青い天体は既出のミルクポット星雲(Sh2-303・308)。その左に大きく広がるのがSh2-310ですがその東(左)にはマンドリル(どくろ)星雲(NGC2467)も薄く見えます。とも座をずっと下ると大きなガム星雲(Gum12)の西部が見えます。この中にも東端には非常に美しいといわれる散開星団NGC2477も見えます。以前ご紹介したガム星雲(ほ座レムナント)はこの写真の東南側(左下側)になるので相当広いことがわかります。
【ガム星雲全景(右上部分が今回の写野)】
まだこの下にも大きく広がっていることがわかる
レンズ: SIGMA 50-100mmF1.8 DG HSM (F2.8)
APS-C 87mmにて撮影(フルサイズ130mm相当)
カメラ: NIKON Z6(HK-IR)ISO1600
赤道儀: EXOS2 ONSTEP改造
フィルター:HYOデュアルバンドフィルター(3nm)
画像処理: PIXINSIGHT
日時: 12/26 23:57~ 148FRx120S
(総露出2時間28分) ガイド不調につきノータッチガイド
撮影地: 和歌山県すさみ町
※フラットあっていない。星像もひどい。もう少し絞る必要あり?