一昨日和歌山県すさみ町遠征にて撮影したポンス・ブルックス彗星(12P)の画像をPIXINSIGHTにて処理しました。彗星核基準のComet Alignmentも使用してみたのですが、露出時間が短いせいかほとんど画像が変わらなかったので、星基準のスタックを採用しています。一応イオンテールとダストテールそれからイオンテールのこぶ(ちぎれるかも...)は確認できます。せっかく最高の条件(天気・撮影場所)だったんですが、無理な強拡大(135mmの画像を500mm相当にトリミング)と露出不足(3秒X34枚、ISO12800)のためノイズだらけで、結果的にはお恥ずかしいレベルとなりました。
今後の反省事項は、導入・極軸合せなど色々ありますが、スキルの問題もさることながら、まず焦ったのが敗因であり、場数を踏むしかないですかね...。
【データ】
日時:2024年4月1日 19:33~ 3secx34FR(102秒)
レンズ:SIGMA 135mm F1.8 DG HSM (F2.2)フィルターなし
カメラ:NIKON Z6(HK-IR改造)ISO12800
赤道儀:ポラリエU(ノータッチガイド)
撮影地:和歌山県すさみ町
画像処理:PIXINSIGHT