HYO社フィルターテスト結果(第二回)(続き) | 今夜も快晴!★koheiの天体写真★

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29日はもう一枚撮っていましたのでアップしておきます。こちらも最も今シーズン撮ってきた定番構図、ぎょしゃ座の「勾玉星雲(IC405)」と「おたまじゃくし星雲(IC410)」です。

 

結果は下記の通りで、カリフォルニア星雲同様こちらもよく発色していて、OIII帯域が効いているのか両星雲の色の違いも出ています。ただデュアルナローで撮っていて感じるのは、やはり「散光星雲は暗い空で撮ると透明感・グラデーションがあり美しい...」という当たり前のことを改めて実感しました。画像処理が苦手なのもその一因ですけど。

 

私のブログを見ておられる一般(カメラ好き)の方から「どうやれば都会でこれだけ撮れるの?」とよく不思議がられます。大阪の大都会で、かつアマチュアの機材で簡単に撮れるというフィルター技術やカメラ技術の進歩自体はこれまたすごいとは言えます...銀塩時代は全く写りませんでした。(全くフィルターのテストになっていませんね...すいません)

 

...ということで、体力が続く限りやはり遠征は続けたいと思います。

 

【大都会で撮ったぎょしゃ座の星雲(1/29 吹田市)】

  HYOデュアルバンドフィルター(3nm)で撮影(65分露光)

 

【郊外で撮ったぎょしゃ座の星雲(11/15 丹波篠山市)以前掲載分】

  同じ望遠鏡・構図で郊外でQBPフィルターで撮影(50分露光)

【1/29撮影分データ】

  鏡筒: FSQ-85ED(RD)327mm f3.8

  赤道儀:EXOS2(ONSTEP)

  フィルター:HYOデュアルバンドフィルター(3nm)

  カメラ:ASI2600MC DUO  ガイド:ASIAIR

  撮影日:1/29(月齢18.1)23:22~ 65分(13FR×5分)

  撮影地:大阪府吹田市(Bortle class 7)

  使用ソフト:

    スタックーASI Studio

    カブリ補正ーFlatAidPro

    レベル補正他ーStella Image