銀河三部作の3つ目。いずれも満月近い悪条件ですが、ミューロンで銀河を撮ってみました。一応F10でもNGC891は出ましたので、相当濃いですね。(Hαを通す680nmのフィルターを使ったからかも)焦点距離1770mmでガイド鏡は従来の120mm(SVBONY)ですので星像が大きいように思います。今後は2Xバローが余っているので、合焦するかどうかわかりませんが、入れてみます。
【NGC891(アンドロメダ座)】
NGC891は地球に対して真横を向けた位置関係にある、いわゆるエッジオン銀河のひとつです。NGC 891は銀河円盤の幅が天の川銀河と同じ約10万光年の渦巻銀河とされていますが、横から見ているために特徴的な渦巻腕を観察することはできません。その姿は、宇宙に生じた裂け目のようだと表現されることもあります。それにしてもこのハッブルの写真、夏の天の川にそっくりです。
【8/22撮影したカラー画像とL-RGB合成し着色したもの】
日時: 12/25 19:38~ 300secx29FR(145min)
カメラ: ZWO ASI533MM
レンズ: タカハシミューロン180C RD(1770mm f9.9相当)
フィルター:IR640 PRO
撮影場所:吹田市(光害地)
画像処理:ASIStudio、SI9、FlatAidPro