NGC6823は予想以上に淡く、なめていました。
久しぶりにHαモノクロナロー。銀河赤ポチの光学系のまま、以前う〜さんのブログを見て撮ってみたい対象としてメモしていた夏の散光星雲+散開星団NGC6823を撮り、寝落ちしてしまいました(^^)
二晩にわたって2時間露出しましたが、やはり春は霞のせいか露出不足かノイズだらけで、総露光時間20時間のう~さんの到底足元にも及びません。M16みたいな創造の柱ジュニア(左上)ははっきりみえてますけど。やはり特に都会撮りでは露光時間が正義ですわ。
【NGC6823(こぎつね座)】
こぎつね座といえばはくちょう座の頭の近くの小さい星座ですが、この星雲星団は散開星団(NGC6823)に赤い散光星雲(Sh 2-86)が画面全体に広がっています。
ついでに惑星状星雲のM27(アレイ状星雲)とコートハンガーの形をした散開星団(Cr399)、昨年撮ったものを再画像処理(PI)してみたので、「こぎつね座トリオ」として掲載しておきます。季節的にはまだ早いですけど...。
【M27(アレイ状星雲)】
やはり惑星状星雲の王者ですから見ごたえがあります。
【コートハンガー星団(Cr399)こぎつね座】
真ん中の星列がコートハンガーに見えます。
【NGC6823データ】
鏡筒: タカハシMT-160 RD(776mm f4.8)
日時: 4/26 3:06~ 4/28 3:42~
総露出時間120分(5分x24FR)
カメラ: ZWO ASI 1600MM Cool(UnityGain)
フィルター:Baader Hαフィルター(3.5nm)
赤道儀: EM200(ONSTEP)
画像処理: PIXINSIGHT(BXT)
撮影地: 吹田市
※無理に炙るくらいなら撮影時Gain上げた方が良かった?
※M27は23/10/17 ミューロン180 RD、コートハンガーは23/8/10 FSQ85 RDにて撮影(詳細略)