なんでも上手にできて

よく気がつき

運動神経も抜群だった母。


両膝の手術をしたことで

股関節まで悪くなり


あまりの痛みに

日常生活を普通に送ることが

難しくなってしまいました。



かつてなんでも上手にできて

よく気がつき

運動神経も抜群だった頃の母は


気がつかなくて

要領の悪い父がすることに対して

いつも指摘し、文句を言っていました。



できることはサッサと行い

時には無理してでも自分で行い


「この人には任せられない」


と、父に不満を持ちながら

何十年も過ごしてきました。





こんにちは。

自分軸カウンセラー ともだ未佳です。
 
お越しいただきありがとうございます。
 

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今、思うように身体を動かせなくて

(かがんで物を取ることすら大変)

自分でできないことだらけになった母は

さぁ大変。



悪気はないけど気づかない父は

母の思うような動きで

ヘルプしてくれません。



「こんなに辛いのに

なんで気づいてくれないの、、、」


またもや不満が出てきそうに

なりました。



が、そこでハッと気づいたのです。



「自分でお願いしないといけないんだ」


「やっぱり気づいてくれないって

 文句を言うのは筋違い」だと。



これまでずっと

父に頼ることをしてこなかったので


「今更お願いなんてしづらい、、、」


とためらう母に伝えました。



今は『お願いして委ねる』レッスンを

与えられてる。


動けなくなったことで

頼めるきっかけになるし

ありがとうを贈れる。



誰でも頼まれたら嬉しい。


お父さんは気がつかないけど

頼まれたら文句一つ言わずにしてくれる

本当に優しい人だもの。



身体を動かせなくなったことは

ギフト。



お願いをする練習のチャンスなのに

ここでやらなかったら

来世でもう一度同じチャレンジしなくちゃ

いけなくなると思うよ」





人生はバランスよくなるようにできてますね。



辛い時も弱音を吐かず我慢して

自分だけでやってきた母は


「人に頼んではいけない」


という強く握りしめていた観念を

手放す時がとうとう来たようです。



無理せず、できない時は

そばにいる人にお願いしていいんだよ。



手伝える、役に立てる喜びを

お願いされる側はいただけるんだから。


そこには喜びと感謝の循環が生まれてるよ。



一見厳しく見えるかもしれないけど

深い天の愛の采配に感謝します✨



この話がどなたかのお役に立てたなら

私も嬉しいです。