自己効力感を育む

「子育てジャーニー」コーチの

リュミエール久美子です。

 

 

一年前に植えたバラに

たくさん蕾がついてきました。

 

 

冬に刈り込んだ時は

こんなに小さくして

大丈夫かな?って思ったけど

 

必要な栄養を吸収して

ちゃんと成長していったんだな・・!

 

 

植物を世話していると

 

待つこと

必要な時間をかけることの大切さに

気付かされます。

 

 

これを読んで下さっているあなたは

 

お子さんに対して

 

「うちの子、このままで大丈夫?」

 

「この性格、どうにかしないと将来問題!」

 

と不安に感じてしまうことはありませんか?

 

 

「協調性がないと友達ができないわ。」

「頑固で言い訳ばっかりしてたら可愛がられない。」

「何をするにも時間がかかって取り残されるんじゃないの?」

 

 

私も子育て中に

 

「(子どもの)この性格は問題だ!」と感じて

 

「言ってきかせて、なおさなければいけない。」

 

それが母である私の仕事!と

 

熱くなっていた時期があります。

 

 

それって、不安だからなんですよね。

 

母が。ママが。私が。お母さんが。

 

 

子どもの「特徴」をネガティブにとらえていると

 

そうであるために起こりうる不利益を避けたい!と

 

思ってしまうんです。

 

 

 

「協調性がなくて友達が少なくていじめられたら可哀そう。」

 

「頑固で素直じゃないと生きていくのに困りそう。」

 

「スローな子は足手まといになって嫌がられそう。」

 

 

 

そうなるかどうかわからないのに、、

 

子どもを守りたいから

 

できるだけリスクを排除しようという気持ちが働いて

 

しまうんですね。

 

母という生き物は。

 

 

 

脳科学では、不安感は

 

リスクを排除するために発達してきた感情だと

 

言われています。

 

 

ケガや事故やミスを防ぐことができるのは

 

ネガティブ感情の働きがあるからです。

 

 

けれども、、

 

子育てにおいては

 

 

ネガティブな視点で子どもを見てばかりいると

 

子ども自身が

 

親が問題視している

 

自分のネガティブな面を

 

強く意識するようになってしまうので

 

注意が必要です。

 

 

 

「いつも叱ってばかり。」

 

「子どもの嫌が気になってしかたない。」

 

「本当は怒鳴りたくなんかないのに

 

将来困るんじゃないかと思うときつくいってしまう。」

 

そんなママに提案があります!

 

 

お子さんの美点(=素晴らしさ)に目を向ける

 

癖をつけましょう。

 

 

ママがお子さんを見ていて

 

「これ問題だよ。なおさなくちゃ。」

 

と不安に思う

お子さんの特徴には

必ずプラスの面があります。

 

 

お子さんの短所(と思ってしまうこと)から

 

美点(=素晴らしさ)を探してみましょう。

 

スローなのは丁寧で物事をじっくり味わえる子

 

気が散るのは色々な情報をキャッチできる子

 

頑固なのは自分の考えをしっかりもっている子

 

そういう可能性が高いですよ。

 

 

あれがダメ、これがダメと

ダメ出しが多くなると

誰でもやる気がでなくなります。

 

 

そうではなく

あなたは

「こんないいところがあるよね。」と

ママが子どもにいってあげることで

 

 

やる気がでて、
行動をおこせるようになり
肯定的なマインドが育っていきます。

何よりママが
子どもを見るたび
不安に支配されなくなっていきます。


たとえば

「繊細で傷つきやすく
いじめられても言い返せない。」

そんなお子さんを

「あんなに頼りなくて大丈夫・・・?」と
不安に思っていたママが


お子さんの優しさや感受性を認めて
あげると

お子さんは自分のことを
肯定的にみられるようになり

自信や行動力がアップし
自己主張もできるようになっていったのです。


 

お子さんの美点に目を向けて

 

あなたは「〇〇なところが素敵ね。」

 

「さすが!〇〇だね。」

 

といってあげれば

 

 

お子さんに肯定的なマインドが育っていくし

 

ママが子どもを不安に思う気持ちが

 

和らいでいきます。

 

 

 

お子さんをみて

 

「この性格で大丈夫?」と不安になったり

 

「どうにか矯正しなくちゃ!」と躍起になっているママ

 

 

お子さんの美点(=素晴らしさ)を見抜いて

 

そこにフォーカスしてくださいね。

 

 

思考は筋トレと同じなので

 

無理なく、少しずつ鍛えるのがミソですよ。