子育て占星術カウンセラーのKumikoです。

先日ホロスコープによるカウンセリングをしました。

 

その中での気づきをシェアできたらと思います。

 

 

お子さんは高校生で、回数は減ったものの

 

ストレスがたまると暴力をふるい、

 

長年医療機関でカウンセリングを受けているけれど

 

言われた通りにはなかなかできないし、

 

お子さんとどう関わっていいかわからないとご不安でした。




 

幼稚園の頃はグレーゾーン

 

中学生で発達症(発達障害)と診断されたそうです。

 

 

親子のホロスコープを重ねてみると


お子さんは外でうまくやっている分、

 

ストレスを家で吐き出し、お母さんにあたってしまうこと、

 

自分を分かってほしいという気持ちが強いのに

 

上手に表現できないことがわかりました。

 

これまでカウンセリングでも同じことを指摘されたそうです。

 

 

けれども、なぜ他の家族ではなく母である自分に矛先が向くのかが、

 

腑に落ちたといってくださいました。

 

性格がとても似ていてぶつかりあうこと、

 

自由人でこだわりのお子さんを監視し、指示してしまいがちなことを

 

ご説明しました。

 

 

普段どのようにやりとりされているかお尋ねしていくうちに

 

いつも親子で口うるさく言い合うだけで

 

お子さんと向き合って話し合ってこなかったことに気づかれました。

 

 

そこで普段から息子さんの言われることを

 

ジャッジ(判断)するのではなく、

 

息子さんのイライラする気持ち、反発する気持ち、

 

うっとおしいという気持ちを否定せず

 

「そうなのね。」と受け止めてあげてくださいと

 

「傾聴スキル」の方法をお伝えをしました。

 

 

まじめな人ほど

 

子供の態度を矯正しようという気持ちが働き

 

ダメ出しをしてしまいたくなりますが

 

子供の立場にたって考えれば

 

イライラして反発ばかりしている子供自身が

 

心地よくない状態です。

 

それなのにダメ出しされると、心を閉じてしまうのです。

 

内向的な子は自分のことを言いたがらなくなるし

 

外向きに力が働けば、暴力をふるって

 

自分を守ったりするわけです。

 

 

だから、何か子供にマイナスのエネルギーを感じたら

 

心を開くためにまず相手を受け止めてあげる必要があるのです。

 

 

たとえば幼稚園でお友達をたたいてしまっても

 

ひとまず謝らせる必要はあるけれど、

 

「たたきたくなったのはどうして?」と聞いて否定しないこと。

 

そこででてきた感情や思いを解決していくことが大切なんです。

 

 

子育てしていると

 

「あれがダメ。」「これがダメ。」

 

「ああしなさい。」「こうしなさい。」といいたくなる場面はたくさん。

 

危険をさけるためにも世の中のルールをおぼえさせるにも

 

言い聞かせる必要はもちろんあります。

 

急いでいたり、こちらも余裕がないときは

 

母とはいえ神様でないので、仕方ありません。

 

 

でも、「今日は特にイライラがたまっているな。」

 

「今日はふつうとちょっと違う。変だな。」

 

そういうときは少し遠回りになりますが

 

ダメ出しせず、子供の感情を味わって

 

まずは受け止めてあげてください。

 

 

子供は「お母さんが自分を信頼してくれている。」

 

と感じられると

 

自分で考えて行動できるようになっていきます。

 

 

うちの子供はそうなるまでに何年も時間がかかりましたが

 

成果が目に見えなくても決して無駄にはなりません。

 

焦らないでくださいね。

 

 

今日のカウンセリングのお子さんも今が過渡期で

 

これから落ち着いてくる時期に入り

 

お母さんが精神的な学びの時期をくぐりぬけ

 

来年からは自分のためにたくさん楽しんでいけるという

 

未来予測ができました。

 

これまで10年くらい大変だったと思います。

 

その分これからしばらく存分に楽しめます。

 

お子さんも成長されるでしょう。

 

 

ずーっと悪い人生なんてありません。

 

今子育てを頑張っている人は幸せ銀行に

 

たくさん貯金をしているのだと思っていてくださいね。

 

他のお子さんより手がかかって大変だと感じるなら

 

みんなよりたくさん貯金しているのです。

 

 

でも同じ貯金をするなら

 

将来を楽しみに、

 

子供の心にもたまるような貯金ができたらいいですね。