子育て占星術カウンセラーのKumikoです。
最近、アンジェラというつるバラを植えました。
まだ今は苗でつぼみも花もありませんが、
ちゃーんと育てて
このブログに写真を載せられるといいな、と思います。
植物も、元気そうだからって
ほおっておくと知らない間に虫がついたりするので
子供と一緒でおおらかに楽しみつつ、
かつこまめに観察、必要なケア
大事ですね~~。
ところでお子さんを育てていると
子供のころの自分を思い出して
悲しくなったり、イライラしたり
マイナスの感情がわきおこることはないですか?
冷静に考えれば、
誰だって成長する過程は未熟な人間だから
いろいろな失敗をすることも
ネガティブな感情をもつこと自体も自然なことだし、
子供を育てるお母さんも一人の人間だから
親から昔言われて傷つくことが多少あっても
おかしくないはずなんですが、
どうしても受け入れられなかったり、
心の傷のようになっていることって
ありませんか?
私は子供のころ、要領が悪くてどんくさくて
「どうしてそんなに時間がかかるの?」
「早くしなさい。」
「適当にやればいいのに、加減がわからないのね。」
と言われては
あせり、余計に時間がかかるという
超内向的な子供でした。
そんな私が育てた子供も、過去の私と同じように
「要領が悪くてどんくさい子供」でした。
要するに、私に似たのですね(笑)
すると、それまでずっと忘れていたのに
昔親に言われていた台詞が
口からでるんですよね。
言いたくないって思っているのに。
私は子供時代のネガティブメッセージを、
思春期に色々な経験をして
(その中には占星術家からのアドバイスもあります。)
「スローだけど、根気強い。」
「加減は難しいけれど自分で決めたことは
最後まできちんとできる。」と
自分で読みかえ、そのうち成長して
少しずつ要領もよくなっていったので
私はもう 「要領悪くてどんくさい」
このテーマのトラウマは解決できたと思っていました。
けれども、
実際に自分が子供を育てる立場になり
どんくさくて、簡単な遊びをさせても時間がかかり
要領が悪くて、とんでもなく世話がかかる子供をみていると、
イライラしていただろう母親の気持ちも理解できると同時に
言われたとき悲しかった自分が思い出されて仕方ありませんでした。
子供を通して
昔の自分と母を見ていました。
それ以来
「自分が言われて嫌だったことは言いたくない。」
「でもいいそうになる。」と、
葛藤を繰り返している間に
母は私を傷つけようという気持ちなどなく、
頑張って育ててくれていたんだな、という考えに至り
過去をまるごと許せるようになっていきました。
それから肩の荷がふわっとおりて
子供には欠点をなくす関りでなく
欠点を魅力におきかえる関りをしたいと思うようになり
少しずつ努力していきました。
するとホロスコープの見え方も違ってきて
マイナスの要素は、
プラスの質を高めるための課題と
おきかえてとらえるようになりました。
実際にカウンセリングをしていると
こんな風に
子供を育てていて
子供時代に自分が言われてつらかったこと、
悲しかったことを思い出されるというケースがよくあります。
そのネガティブな思いをひきずったままだと
育児をする度苦しくなってしまうのです。
先日カウンセリングでお会いしたお母さんは
「自分は昔いじめられてつらかったから
いじめられる子にはなってほしくない。」
「発達の不安があるといじめられるのではないかと
余計に不安で心配になる。」と
おっしゃられていました。
子供を通して
自分の子供時代を思い出すからつらいのですよね。
でも反対にいうと
子供時代の感情が解決できると
ぐっと子育てマインドはアップします。
純粋に子供をみることができるからです。
そしてお母さんが過去の自分を肯定できるようになると
子供にも肯定的な姿勢で接しやすくなります。
子供を育てながら
昔のつらい自分を思い出すことがあれば
それを癒すことに
子育てを楽にするヒントがあるかもしれません。
辛かった自分、困っていた自分に
「大変だったんだね。」「頑張っていたね。」と
声をかけてみてあげてくださいね。
あなたはあなたが思うようなあなたではありません。
もっと可能性にみちた「あなた」になれるはず。
過去の経験から自分をしばるのではなく
過去の経験から勇気をもらえるあなたになれるはず。
子育てを通して過去の傷を癒しながら
親子ともに成長していけたらいいですね。