初めての婚外彼女-由里子-pt.8 | アラ還暦おやじの赤裸々日記

初めての婚外彼女-由里子-pt.8



由里子と2回目のデートは少しオシャレなレストランを予約しておいた。


私は定時後すぐに退社して待ち合わせの場所へ。


到着すると由里子はまだ来ていなかった。


数分後、人混みの中に由里子を見つけた。

ひときわ綺麗で輝いているのですぐにわかる。


手を振って駆け寄って来ると

「ごめんなさい お待たせしちゃったね 待ちましたか?」

そう言うと私に寄り添ってきた。

今日は由里子も自分の気持ちを隠すことはしないようだ。


雰囲気の良いレストランで食事をしながら、初めて会ったときの印象や一緒にいた時の私への気持ちなどを恥ずかしながら嬉しそうに話す。


お店を出るとどちらからともなく手を繋いで歩き始めた。

街を歩いて、その先の大きな公園へ移動。


ベンチに座ると音楽の話で盛り上がる。


由里子のことを想って聴いている曲の話をすると、満面の笑みで、いますぐ聴きたいと言うので、私は携帯プレイヤーを取り出し、イヤフォンの片方を由里子に渡した。


その曲はMISIAの「キスして抱きしめて」


眠れなくなって 起き出して

たいして 興味も ない くせに

よく見るって聞く 深夜番組つけると

あなたがいるような 気になって


ここのフレーズを聴きながら由里子のことを想っていたと伝えると、由里子が俯いたので私は由里子の顔に手を添えてキスをした。


続く。。。