https://youtube.com/watch?v=U9Q5surLof4&feature=shared
エレメンツ・パート2(Elements, Pt. 2)はフィンランドのメロディックパワーメタルバンド、ストラトヴァリウスの10枚目のスタジオアルバ厶。リリースは、2003年10月27日。 日本では2003年10月22日。日本29位 。フィンランド4位。
前作『エレメンツ・パート1』の発売から1年を待たずにリリースされました。ティモ・トルキの人生観や死生観を描き、地球を構成する要素(エレメンツ)である「怒り・悲しみ・喜び・恐れ」と言ったものをテーマとしている「火と水」をテーマにした前作に続く、「土と風」をテーマにした作品。 日本版ボーナストラックの『ライド・ライク・ザ・ウィンド』がイェンス・ヨハンソンの作詞作曲によるものですが、アルバム本編の楽曲はすべてティモ・トルキによる作詞作曲。前作のようなシンフォニックな大作は少なく地味な印象のアルバムですが、その歌詞は生きる事への喜びや感謝にあふれた非常に前向きなものとなっています。
初めて聴いた時は、いささか地味に感じました(2枚組構想があったことも分かる気がします)が、しっかり聴くと、バンドサウンドが前に出ていて、歌詞も哲学的で決して駄作、前作のアウトテイクを入れたというものではないことが分かってきました。最高傑作と感じる方もいるかもしれません。
『エレメンツ・パート2』の発売後、2003年末にティモ・コティペルトとヨルグ・マイケルが脱退。女性ヴォーカルのカタリーナ・ウィーアラーらの加入が伝えられますが、前ラインナップでのライブ契約が残っていました。4月ティモ・トルキがスペインのライブ翌日に暴漢に襲われた後、心の病でヘルシンキの精神病院に入院してしまいバンドは消滅状態でした。しかし、2005年初頭にヨルグとコティペルトの復帰とニューアルバムの制作が伝えられました。しかし、作風がよく理解出来ず、ここで、ストラトヴァリウスは聴かなくなってしまいました。ソナタ・アークティカやラプソディー、アングラ等に関心が移ったこともありましたが…。