八丈島空港が島のほぼ中心にあり、その空港の西側、正確には
西北側が八丈富士です。空港を挟んでその反対が三原山。
島の中心、空港周辺北側が三根地区になり、、八丈富士の空港側を
富士表とすれば、、富士の裏側まで続く地区です。八丈富士の噴火で
広がった溶岩が、そのまま海岸線になってるこの地域は、富士の裾野を
、、つまり海岸線沿いに、、周回するように一本の道路(都道)が走ってます。
その八丈富士の裏側にあたる地域を永郷といいます。
昔から集落があった地域ですが、八丈富士の噴火のたびに全滅、、
未来永劫 住める郷になるように、、との祈りや願いから名前がついた地域。
ただでさえ何もない八丈島ですが、この辺りは特に何もありません。
見晴らしが良い海岸沿いなこともあってか、、八丈島の観光全盛期を支えた、、
ホテル2軒と、何軒かの民家がその都道沿いにあるぐらいで、他は富士の
裾野に生える低木と海岸と海の景色がある地域です。
その2軒あるホテルの内の一つが、八丈シーパークリゾート。
現在八丈島に残る、数少ない大型ホテルの一つです。
築30年以上は経ってるであろう古いホテルです。
玄関をくぐると重厚な内装で、ヨーロッパ辺りの修道院を思わせる雰囲気です。
ホテル内のレストランの名前も、アンダルシアとエスパーニャ。
先日たまたま見た、、かなり昔に作られたであろうテレビドラマに このホテルが
出てましたが、良くも悪くも 当時から内装が一切変わってないホテルです。
景色の良さと、露天風呂と食事に定評があります。小高い場所にあるので、
レストランからは海が一望。豪華大浴場の露天風呂からの景色も海。
島の北側にあるホテルなので、夕日は見れませんが、水平線から昇る
朝日は拝めます。
問題は、、場所が永郷なので周りに何もない事、、。街に出るにも、車なら
10分程で行けますが、徒歩では30~40分かかります。自転車を貸し出し
してますが、坂が多い八丈島では 自転車は苦行かもしれません。
イデサリ:海岸や釣り場が近くにあるので、散歩の場所には困りません。
ホテル近くの都道沿いに案内が出てます。写真の釣場、イデサリへは、茂みに
囲まれた細道を歩くこと3分程。、、その近くには大サリヶ鼻(おおさりがはな)、、
似たような場所だと思いますが、釣り場はたくさんある海岸です。