名古(なこ)の展望台。
島の東、末吉地区の洞輪沢港がある一帯、、
洞輪沢温泉や名古の滝がある地域、、を昔は名古と呼んでました。
この洞輪沢一帯を見下ろし、遠く海が見渡せる場所が、名古の展望台。
名古の展望台 :真下に名古の滝が見えて、さらにその下の洞輪沢港と
汐間海岸が見えます。水平線が澄んでる日は、沖に青ヶ島が
見えることもあります。
八丈島空港から車で20~30分の場所。
今はありませんが、八丈島を回る定期観光バスコースの一つでした。
名古と呼ばれたこの場所は、島の最南端で、月の鑑賞に最適の場所です。
この場所で、秋の夜空に浮かぶ月が唄われたのが八丈八景名古秋月でした。
奥の展望台
もう一つの展望場所からは、下に八丈島灯台が見えます。同じ敷地にある
展望台ですが、定期観光バスのツアーでは寄らない場所でした。
こちらの展望台はあまり知られていません。
名古の展望台にはお土産屋さんがあります。
売れた物があるのか・・・と思わせる古いお店です。
店の前に、焼酎「情け島」の瓶が置いてあり、観光のついでに試飲ができます。
展望台入口の立て看板には、入場料大人一人200円。おばあちゃんが
店番をしてますが、ゲートを入ると何処からともなく
現れるので、お金を渡します。
このおばあちゃんは島の人で、
景色の説明をしてくれたり、島のお話を聞かせてくれます。
この日は台風の時の土左衛門の話をしてくれました。
安い入場料で、景色とお話が楽しめる場所です。