八丈八景で呼ばれていた場所には、解説の看板があります。
簡単な内容ですが、何がどう言う理由で
八景の一つとして選定されたか解説されてます。
中之郷の、あし湯きらめきや藍ヶ江港がある場所も
藍ヶ江の落雁と呼ばれる八景の一つがありますが、見つける事ができません。
あし湯きらめきから、坂を下ると藍ヶ江港の防波堤に続きます。防波堤の右は、
地層がむき出しの海岸が、弧の形になってます。
この崖の海岸線は、藍ヶ江港と周辺の住宅で、
一旦途切れますが、港を越えると、玉石の海岸と一緒に島の東へ続きます。
藍を流したかの様に海が青いので、この名前がついた港です。小さな港で
停泊してる船がほとんど見当たりません。
この辺りは、数は少なくなってますが、松の木が残る島内でも珍しい場所です。
藍ヶ江港の東側から、玉石が転がる浜と絶壁の崖が続きます。
落雁とは、空から舞い降りる雁、もしくは、雁の落ちる風情です。
玉石の海岸と、松の木、舞い降りる崖を連想しそうな崖。
この辺りの景色が、八丈八景の藍ヶ江の落雁と呼ばれた場所かもしれません。
防波堤で釣りをしてる人がいるだけで、あまり人を見かけない静かな場所です。
日本三景の松島に似てる、、と言う人もいます。