六日ヶ原砂丘は、一時は知る人ぞ知る場所でした。
富士箱根伊豆国立公園に属する八丈島は、街中に大々的な観光案内や
地図を掲げる事に制限がある、と聞いた事があります。
ここも年々少しずつ整備され、少しずつ観光場所として
知られてきましたが、小さな案内しかなかったので、見つけにくい場所でした。
大坂トンネルを樫立方向に抜けるとすぐに、六日ヶ原砂丘入り口が見えます。
このまま進むと右手に上り坂が出るので、突き当りまで上がると駐車場です。
駐車場からは徒歩で5~10分。
勾配が急な砂利道を進むとすぐに視界が開けます。
まっ黒い斜面の崖から、ふもとの乙千代ヶ浜や廃ホテルが見渡せる景色です。
六日ヶ原砂丘 : 砂丘、、と聞くと、一面砂の海を想像しますが、崖の上にある
砂の斜面です。砂と言ってもさらさらの細かい砂ではなく、
スコリアと呼ばれる黒く細かい砂利石です。
この黒いスコリヤで覆われてるので、黒砂とも呼ばれる場所です。
八丈小島と太平洋、右から左まで続く黒砂の崖。一大奇観、と紹介されてます。
景色を楽しめる場所がたくさんある八丈島ですが、ここの景観は人気です。
夕日と重なる景色も良く、もし六日ヶ原砂丘を訪れるのであれば
、昼と夕暮れ、両方の景色を見るべき場所です。