輪違い紋




ヴェシカパイシス


やはり、同じように見えますよねえ…………🤔


※これから書くことは、私の個人的見解であり、お参りした東海寺とは関係ありませんので、ご了承くださいませ。

しかし、真言宗豊山派のお寺に伺ったことで、つながったコードであり、エッセンス、サインであることは、前提として念頭に置かせていただきます。


ではでは、行きます😀🎵


紅龍山布施弁天東海寺は、真言宗豊山派のお寺。

真言宗の宗祖は、弘法大師・空海。言葉の魔術師。

真言とは、マントラ。言霊の呪文。


私、敏感な質なので、マントラには大変お世話になっております🙂


いろは唄の生みの親は、空海とされます。そのことは、👇のお堂にも記載があります。(真ん中の板書に…アップなし…)


空海は、いろいろな意味で超人で、スーパーヒーローで、たくさんの伝説・逸話があるお方です。

日本史を学ぶ機会があるならば、必ず目にする名であると思います。

私も中学で普通に触れましたが、それほど頭に残ることはなく。真言宗徒でもないですしね。

それが、高校に入って、強烈に印象に残ったきっかけがあって。それは、倫理の授業のときのこと。担当教師が、良く映像鑑賞をさせる人で、その時は映画だったんです。タイトルは「空海」。あとで知ったのですが、高野山監修なのですよ。

これを観たときにですね、なんともいえない感覚になったんですよ~ええ、まずは、空海役の北大路欣也氏の目力にやられてしまったんですけど😇他にもあるのですが、割愛。で、まあ、見終えて、通常授業に戻っていくんですが、印象的な何かが残っている……で、その頃から、歴史や信仰に対する興味が深まっていくんですよ。もしかして、このジャンル好きなのか、みたいなね。

あと、この倫理の授業のお陰で、奉仕や死生観などを考える機会となり、看護師の学びをするにいたった時、自己の死生観が確立できていたので、必然の流れをいただいたなと思っております。余談ですが、かつて日テレで放送していた「知ってるつもり!?」という偉人和を深掘りする番組が好きでしたね。


死生観ということでは、空海にも影響を受けていて。


空海の言葉に「生まれ生まれ生まれ生まれて 生の始めに暗く 死に死に死に死んで 死の終わりに冥(くら)し」

(人は生の始まりや死んで行く先がわからない…人はどこから来て、どこへ行くのか……………)


この言葉を、映画の最後に空海が放ちましてね…深すぎて、当時はさっぱりでしたけど、この感覚だ!と妙に思うところもあって。

後に、自己探求の旅を始めて、ひとつの推測とめぐり会って、合点がいくことになります。


さて、今回の本題に入ります。

輪違いとヴェシカパイシス。

ヴェシカパイシスの方が先ですけどね。


この意味するところは、空海とイエス・キリストがいろいろと重なることを示していると感じるんです。


これを、弁天さまで確信に至ったのにも意味がありますね。


空海とイエス・キリストの重なりは、他にも伝えている方がいますので、興味がある方はお調べください🎵



輪違いは、大日如来と私たち衆生のつながり、循環を意味するそうです。また、金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅の重なりとも。金剛界=大日如来のいる世界=太陽、胎蔵界曼=肉体を持つ衆生の世界=月。「月」は肉体、身体を意味します。


曼荼羅 ※イメージです※


ヴェシカパイシスの意味は、魚の浮き袋。神聖幾何学のフラワーオブライフの一部。受精卵の分裂の第一段階であり、ここから生命が育っていきます。パイシス=「魚」はキリスト教では、イエス・キリストの象徴。イエス・キリストの時代は魚座の時代と呼ばれます。



空海の幼名は、佐伯真魚(さえきまお)。

名前に「魚」が入るのです。佐伯氏は渡来の民とも。成長して、仏教の教えを学ぶことになるのですが、国内では物足りず、遣唐使として唐に渡り、そこで更にさまざまな教えを習得・修得していきます。当時の唐では、景教=キリスト教ネストリウス派が大流行していたのだそうで、そのエッセンスももれなく得ています。あくまで、エッセンスで、景教そのものではないと思います。そして、予定より何年も早く学びを終えた空海は、日本へと帰国し、大乗仏教真言宗を開きます。


私的には、空海が影響を受けた中で、実際に取り入れたのは、ゾロアスター教だと思います。

なぜかというと、真言宗の本尊は、大日如来=太陽☀️。ゾロアスター教の神(神です)であるミトラも、太陽☀️。そして、炎🔥を信仰しています。護摩焚きは、炎🔥を使いますね。ミトラは、ミロク=弥勒菩薩でもあります。


そして、その太陽☀️以前に、星🌟のエネルギーをがっつり取り入れているんですよ。

渡来の民は、海から来ました。海の民は、星を頼りに目的地を目指した、星読みでした。星読みは、はるかバビロニア~中東の地で生まれ、発展してきた技です。

空海は、修行していくうちに、星が持つエネルギーの強さを良く知っていったのでしょう。

そのエピソードとして、有名なのが、室戸岬で修行をしていたときに、明星=金星を飲み込んだというもの。

この明星=金星を飲み込んだが、ポイントでしてね。イエス・キリストも金星とされるのです。

ここに、空海とイエス・キリストの重なりを感じるのです。


ここで、輪違い=ヴェシカパイシスに戻ります。

この形は、2つの円が半分ずつ重なっています。

左の円は、金剛界ですから、日=太陽☀️。アマテラス(イザナギの左目から生まれた)

右の円は、胎蔵界ですから、月🌕。ツキヨミ(イザナギの右目から生まれた)

重なりあう真ん中~目のような形は、ボイド=虚空であり、星🌟。スサノオ(イザナギの鼻から生まれた)


左の「日」と、右の「月」、会わせると、「明」にありますね。「明」の「星」は、明星=金星になります。

それはまた、こう言い換えることができます。

太陽=父と月=母が重なり、星=子が生まれる。

太陽=精神の気=魂と月=肉体の気=魄が重なり、人間の気=霊となる。


空海はこの「星」を大切にしていたのだと思うのです。

ボイド=虚空についてもわかっていました。

「金星」を飲み込む修行の前に、「虚空蔵求聞持法」を師から教わっていたのです。

だから、求めに宇宙が答えた。


ちなみに、虚空蔵とはアカシャ。アカシックレコード。無限なる智恵の所蔵庫、宇宙図書館です。


宇宙の虚空蔵にアクセスできた空海は、宇宙とつながって、無限♾️のエネルギーを使う術を、分かりやすく衆生に伝え続けてくださっています。


もうひとつ、空海とイエス・キリストの重なりとして。

それは、2人とも、死んでいないということ。

空海は、自身を弥勒菩薩(=ミトラ)のように、衆生を守護救済し続けるとして入定し、高野山の奥院で授業されているとのことです。

イエス・キリストは、磔の刑にされ絶命したとされたのち、3日後に蘇生復活されたとされます。


輪違い=ヴェシカパイシスから、空海とイエス・キリストの重なりを見てみました。

次回は、別の視点からの解釈をお届けします🤗



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