東寺の食堂を出て、京都駅に戻ろうとしたら。
池の上に、アオサギが1羽、優雅に佇んでいました。
人がいても逃げないので、だいぶ慣れている感じですね。
私はこんなタイミングで会うなんて!と、思い、とりあえず写真におさめ、東寺を後にしました。
アオサギというと、私はアニマルメディスンがすぐに浮かびます。
アオサギ~ブルーヘロン。
本来は、オオアオサギを指すのですが、ここは日本。
せっかくなので、アオサギとして、メッセージを受け取ってもいいかなと感じました。少なくとも、シラサギではないので。
それに、出会った場所が東寺という、パワースポットでしたしね。
さて、アオサギのメディスンが意味するもの
自己認識、内省、自己探求
自立、独立独歩
多様性、多面的に見る
境界線
直感を研ぎ澄ます
チャンスを逃さない
ふむふむ~でも、すぐにはピンとくるメッセージはなかったのですよ。
しかし、振り返ってみたら、リンクする点が。
アオサギに会う少し前、草場さんの個展で、100面のサイコロ🎲を降って、メッセージを受け取る龍神カードをお試しに引いたのですが、その時のメッセージは、「出来上がったと思っているが、未完成である。まだ、終わっていない。仕上げるための続きがある」ニュアンスのメッセージをいただいて。
そのあとのアオサギです。
旅を終えようとしているが、まだ終わりではない。まだまだ、続くということ。
もっと、深く潜って、本当の自分を知ること。
100面のサイコロは、多面的な視点と多様性。
龍神は境界線~天と地をつなぐエネルギー。
深く潜る先は、水が司る無意識の世界。
アオサギは、田んぼや池などの水中に足を浸けて、常に無意識の世界と交信しているそうです。東寺でも池にいましたしね。
この旅は水をめぐる旅でもありました。
私の中では、旅の過程にそれなりの満足があったのですが、見えない世界からは龍神エネルギーを通して、まだまだよ~と言われたという感じがしたのです。
さらに、アオサギは古代エジプトで聖鳥ベヌウのモチーフとされており、冥界の神オシリス~死と再生の象徴として、崇められていました。壁画には、太陽の船に乗る姿が描かれています。
また、ギリシャ神話では不死鳥フェニックスを意味するようになったのだそうです。
私のブログ名は「太陽の船 月星の標」です。
この「太陽の船」は、ブログ名をつけようとした時に、ふと浮かんだ言葉で、私にしてはあまり深く考えずにつけました。少しだけ、なぜ「太陽の船」なのだろうとぼんやり思っていて、アオサギが来たときに、合点がいったのでした。
天と地、見える世界と見えない世界をつなぐのに、ふさわしいでしょう?
死と再生もテーマですよ、と。
ちなみに、2つの単語を繋げたかったので、太陽ときたら、月星かなと、船には標が必要なので「月星の標」としました。
東寺を訪れたのを以て、今回の関西の旅は終了。
滋賀県・大阪府・奈良県・京都府とお天気に恵まれて、ぐるりと回ることができました。
神話や歴史に触れると心が踊るのを、あらためて感じました。
また、折に触れ、旅路を振り返りたいと思います。
旅は、まだまだ続きます!