関西旅の途中、石上神宮を参拝したあと、映画「すずめの戸締り」を観るために、天理から大和郡山へと向かいました。
ずっとオススメされていたのだけれど、タイミング合わずに観ていなくて。
旅先で急に気になったんですよ。「後ろ戸」が。←については、また語ります。
それで、上映中の映画館を探したら、最寄りが大和郡山のイオン。
久しぶりに大和郡山市を訪れました。
大和郡山は金魚で有名ですが、歴史的にも興味深い地です。
ああ、そういえば。今、気づいたのですが、以前この地を訪れたのは、灌濠集落にある売太(めた)神社に参拝するためでした。売太神社の主祭神は稗田阿礼。猿女君一族出身とされ、古事記などの編纂に携わったとされる舎人。
私はこの方に興味があって、ゆかりの地を歩いてみたかったのです。
配祀として、アメノウズメと猿田彦がまつられています。猿女君という名は、アメノウズメが猿田彦と夫婦になったことで授けられたのだそうです。
そして、すずめの戸締りですが、新海監督は“すずめ”の名について、アメノウズメから直接的なインスピレーションを得たのだとか。
アメノウズメが先祖とされる猿女君にゆかりがある地で、映画を観ることになったのは意味があったのかもしれません。
さらに、“すずめ”は鎮女~しずめ。巫女でもあると思います。
要石を扱うことができ、草太の魂を揺さぶる力があり、見えない世界に通じることができていますから。
私も、映画を観ていろいろとインスピレーションを受けとることができました💡
②に続きます。