もともと予定にはなかった三井寺の駅で下車。(なぜかって、電車の乗り換えを間違えたのです😅でも、大丈夫。ここに寄るためだもの✨)


電車を降り、琵琶湖疎水の桜🌸に心うばわれながら、人の流れに乗っていくと三井寺・三尾神社にたどり着きました。


歴史をかなり簡略的に。

滋賀県は近江の国。その近江の大津に、都が置かれたことがあります。

天智天皇が開いた大津京です。

大津京は天智天皇の死後、息子の大友皇子が天武天皇に破れたことにより、わずか5年で廃れたとされています。


三井寺と呼ばれるゆえんは、その天智と天武・持統の3人の天皇の産湯として使われたとされる霊泉があり、御井の寺と呼ばれていたことから。

詳しい由緒は、割愛させていただきます。公式HPなどをご参照に。


ということで、長い歴史を持つ古刹です。

さて、以下は私が興味深く感じたことをつらつらと。


受付のお姉さまが観光客に「観音様の方からお参りするの!」と声をかけてたのだが、この寺は観音堂のご本尊・如意輪観音菩薩が主なのですね。

そして、金堂には弥勒菩薩がおられます。

陰と陽(弥勒菩薩が陽、如意輪観音菩薩が陰)の揃いぶみ。


メインは如意輪観音さまなので、女性的なエネルギーが強めという感じ。

観音堂の中は長い歴史を感じるものがありました。

私は手水の大きな花のような作りが気になり。6枚の花弁の器。百合⚜️と思いました。あと、「水」は6のエネルギーを持ちます。


百合は如意輪観音さまであり、聖杯~ホーリーグレイル、エジプトのイシスやキリスト系のマリアなどの女神のシンボル。








“三”という聖数。天智天皇、天武天皇、持統天皇の三者がゆかりがあるとは果たしてと思う部分がありますが。

「三~みつ」は「水~みず」でもあり、琵琶湖の水が育む生命の豊かさや「三=3」がもたらす、創造性~クリエイティビティ、なども意味するような。「6」は「水」です。


そもそも、水の信仰があって、ここに開かれたのではないかと。

水の信仰は、天智天皇まで。その母・斎明天皇は雨を降らせる巫女でもありましたからね。

しかし、その後は…と、この話は、いつかまた。


ちなみに、寺の前にある三尾神社はうさぎ🐰がシンボル。うさぎも女神の眷属。

うさぎはかわいいです。うん、かわいい。写真に残していないけど。

でも、このあともうさぎにまつわる流れは続きます。


それはそうと、うさぎの他にもいますよね~尾がつくんですもの。

水にも住める尻尾がある存在が隠れてますよね。

面白いと思いました。


というところで、次へ向かいます。

読んでいただいて、ありがとうございました💖


NEXT…石山寺。