GIFT続きです
スクリーンに『Fin(羽)』の文字が描かれ
エンドロールが始まる
一目見て、滑り出したゆづの姿に『ああ…すべての土台はこの日々だ』と思いました
今自分が見たGIFT、巨大な空間を満員にして、スケールの大きな世界観で演じきったGIFT、それと真逆の質素なアイリンでの日々
対極にあるような2つの事象が1つになる瞬間
まるで巨樹とその根っ子を見ているようでした
Mrs. GREEN APPLEの歌詞
僕と君とでは何が違う?
おんなじ生き物さ 分かってる
これってGIFTでのゆづのセリフとも重なるじゃんね
そして、朝日単独インタビューの言葉とも重なる
羽生結弦もただの人間なんだよって、みんなと同じ人間なんだよって
内村さんとの対談でも言っていたよね
『完璧に見られているけれど、完璧じゃないし、普通の人間』と…
おそらくゆづの中では近年、そのある種虚像と実像のはざまで苦しんでいたんじゃないかと思う
…それにしても、現地でエンドロールを見ていた時は余裕がなくてわからなかったけれど、帰ってHANYU YUZURUチャンネル見ると、構成のエグさにひっくり返るね( ꒪⌓꒪)
そしてフリーよりも断然長い曲ヽ(;▽;)ノ曲へのジャンプ含めた要素の溶け込み具合があまりに自然で見蕩れしまうヽ(;▽;)ノ
もうさ(;_;)←情緒忙しい
この曲でアイリンで滑ってるの見ると、どん底だった2020年思い出すし、全日本での静まり返った衝撃の独白を思い出すし、泣きそうになりながらどん底を語るゆづの表情も声色も言葉も鮮明に思い出されてね(;_;)
この場所で…たった一人…孤独を味わいながら絶望していたんだなと思ってね…
「もうグッチャグチャで誰にも見せられない」とユーミンラジオで言っていたけれど、それでもその姿が脳裏に浮かんできて…想像する…
そういうすべて知っているアイリンという場所で、ゆづの心情にどハマりしている曲と歌詞と共に舞う
なんとも胸に迫るエンドロールです
僕らは知っている 空への飛び方も
空のところで左手を空へと伸ばすのが好き^^*
得ては失う日々 意味はある?
伝わることのない想いもある
クルクルと同じ場所で軌道を描いているのが、自問自答を表しているよう
駆けるは
両手をバンッバンッて振るところが好き
僕らは知っている 奇跡は死んでいる
左手で喉元を押さえて、右手で天にかざした手を振り下ろして…なんだか『夢見る憧憬』の最後で、天に未来を託した光が、虚しく死んだことを表しているようでね…
胸がギュッとなった
君と僕とでは何が違う?
それぞれ見てきた景色がある
GIFTのオペラ座の怪人後、『夢』と『本質のゆづ』が対話しているところと重なるな
おそらくこの歌詞を深掘りしてGIFTに投影したんじゃないかと思う
ゆづの苦しい日々を支えてくれた歌でもある『僕のこと』
ゆづの中に深く息づいているんだろうと思います
あのGIFTでの対話のシーンは、ある種の『夢』と『本質のゆづ』との離隔場面だとも思っていて
ゆづが幼少期から心に描き続きてきた夢とゆづが別れるシーンでもあると思います
(要するに、夢は終わったということだよね)
僕は僕として いまをいきてゆく
とても愛しい事だ
これがエンドロールに持ってこられることの意味よ…
すごく深いと思うの
夢とのお別れ、でも僕は僕として生きていくからねって
それって愛しい事だよねって
そんなメッセージを感じます
奇跡は死んだと振り下ろされた右手を、再び天へと伸ばしたフィニッシュ
ゆづの再生の瞬間を表しているようでもあり、これからの未来を再び天へと託したようにも見えました
モコモコブルゾンを着たゆづが現れる
スクリーンにアップにされた顔を見た時に、ゆづは泣いたんじゃないかと思ったの
泣き顔に見えたというか…目が潤んでいて、裏で泣いて、それで出てきたんじゃないかと思った
きっと、とりあえずFinまでを滑りきって、込み上げてきたものがあったのかなと勝手に想像していました
と同時に、もう感情が溢れてしまって今にも泣きそうになってたのかもしれないね^^*
GIFTを作り上げてくださった方々の紹介をして
(噛むなよー噛むなよーwって思ってたのはここだけの話シ━━━ッd(ºεº;)…若干噛んでたか?←)
春よ来いはもう現地での記憶はほぼなくて
でもゆづが舞っている中で、ゆづのまわりを光たちが浮遊しているマッピングがあったんだよね
それを見た時に、いつか終わる夢で『もう見たくない』と言っていた応援の光や想いを、ここではいいものとして表現してくれているのかなと感じました
私は個人的に、GIFTを通して、応援がこんなにもゆづを苦しめていたんだなと、ファンの想いがこんなにも重荷で苦しめる因となっていたんだなと、あらためて感じるものでもあったの
ずっともう何年間も感じ続けてはいたし、そのジレンマをブログでは漏らすことはあったけれど、それが今回明確にわかったところでもありました
ゆづにとって応援や想いたちは、力にもなるけれど、重くて苦しむものでもあるというのは私は事実だと思っていて
これからどうすればいいんだろうなぁ…と考えているのは正直なところです
やっぱり苦しめたくないもんね
幸せでいて欲しいし
もっと幸せになって欲しいし
スケートが幸せなものであって欲しいし
ファンや応援、想いが少しでも減ったら、楽になるかな…なんて考えています
答えなんて今は出ないのかもしれないけれど、いろいろ考えます
続くSEIMEI
真っ赤なライティングがものすごく印象的で!
現地で見ながら、なんで真っ赤!?SEIMEIに似つかわしくないようだけれど…なんでこの演出と世界観なんだろう?って思ってたんだよね
何の意味があるんだろう?
魑魅魍魎感を出したかったのかな?
少しおどろおどろしい感じもしたんだよね
スクリーンのメイキング、もっと見たかったね( ;∀;)
それにしてもゆづの体力はどうなっているんだろう!?!?!?!?!?
もうヘロヘロのはずなのに、SEIMEIのキレ半端なかったし、むしろエネルギーが湧き上がってきているようにも見えたから、末恐ろしいなとさえ思ったよ
どれだけトレーニング積んだんだろう(;_;)
そして水平線
現地で見ている時は、私の心は陰に陥っていたので、あんまりゆづの姿は覚えてないの
…今思うとほんとに混乱してたんだなと思うわ^^;
あまりの内容過多に全然感情がついて行ってなかった
エンディングの光景はなんとなく記憶にあるけれど、こと細かくは覚えてないな
でも、ディズニープラスの映像を見ると…ゆづは幸せだったのかなと思わされる姿だった
楽しかったのかなって
いい思い出として刻まれたのかなって…
ゆづが「でもやっぱスケート好きでよかったです」といきなり滑り出した時はびっくりしたよ
水平線が光る朝に あなたの希望が崩れ落ちて
風に飛ばされる欠片に 誰かが綺麗と呟いてる
悲しい声で歌いながら いつしか海に流れ着いて 光って
あなたはそれを見るでしょう
氷に伏せるところなんて、北京五輪での姿が重なって見えて…
夢は叶わなかったと、夢破れたと、幼い頃から思い描いていた夢は、思い描いていた形では実現されなかったと、届かなかったと
競技フィギュアスケートからはじき出されたようなゆづの叫びのようなものも聞こえたような気がしてね
見ていると涙が出るんだけれど(;_;)(;_;)
なのにすごくきれいで見とれてしまって…かっこいいなと思ってしまう(;_;)(;_;)
私はほんとにゆづが宙に浮いて飛ぶんじゃないかと思ったの
そんなふうに見えたんだよね
ゆづの感情が迸って、溢れ出た瞬間を目の当たりにした感覚でした
ここまでこうしてGIFTの記事を書いてはきたけれど、私は多分ちゃんと理解しきれてない、ゆづが込めたものをちゃんとわかってあげられてないんだろうなとも思うの
自分なりに受けとめたくて、大切にしたいから深掘りして向き合ってはきたけれど…何にも解釈できてないんだろうなぁとは思っています
とても浅はかで恥ずかしい駄文の数々でした(>人<;)
それでも根気強くここまで読んでくださってありがとうございました
GIFT、これからまた見ていくと違った受けとめ方や感じ方にもなるんだと思うし、その時の自分の心が見るものだと思っているので、それも大切にしていきたいなと思います^^*
一旦ここで区切りです!
Fin(羽)←
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